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第171回 芥川賞&直木賞 候補作品が発表!あらすじ紹介【2024年上半期】

第171回 芥川賞&直木賞 候補作品が発表!あらすじ紹介【2024年上半期】

第171回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2024年上半期)の候補作品が発表されました。今回は、そんなノミネート作品の各あらすじをご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

MEMO

受賞作品発表は2024年7月17日(水)に、東京・築地の「新喜楽」でおこなわれます。

 

【歴代リンク】芥川賞&直木賞ノミネート作品

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第171回 芥川賞 候補作品

(著者名五十音順)

第171回 芥川賞 候補作品の一覧
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サンショウウオの四十九日

『サンショウウオの四十九日』
朝比奈秋


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転の声

『転の声』
尾崎世界観


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海岸通り

『海岸通り』
坂崎かおる


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いなくなくならなくならないで

『いなくなくならなくならないで』
向坂くじら


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バリ山行

『バリ山行』
松永K三蔵


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『サンショウウオの四十九日』朝比奈秋(新潮5月号)

あらすじ

周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。

『転の声』尾崎世界観(文學界6月号)

あらすじ

「俺を転売して下さい」喉の不調に悩む以内右手はカリスマ”転売ヤー”に魂を売った? ミュージシャンの心裏を赤裸々に描き出す。

『海岸通り』坂崎かおる(文學界2月号)

あらすじ

海辺の老人ホーム「雲母園」で派遣の清掃員として働くわたし、クズミ。ウガンダから来た同僚マリアさん。サボりぐせのある元同僚の神崎さん。ニセモノのバス停で来ないバスを毎日待っている入所者のサトウさん。

さまざまな人物が、正しさとまちがい、本物とニセモノの境をこえて踊る、静かな物語。

『いなくなくならなくならないで』向坂くじら(文藝夏季号)

あらすじ

死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。

『バリ山行』松永K三蔵(群像3月号)

あらすじ

古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る気楽な活動をしていたが、職人気質で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿に、危険で難易度の高い登山「バリ山行」に連れて行ってもらうと……。

 

第171回 直木賞 候補作品

(著者名五十音順)

第171回 直木賞 候補作品の一覧
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地雷グリコ

『地雷グリコ』
青崎有吾


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令和元年の人生ゲーム

『令和元年の人生ゲーム』
麻布競馬場


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ツミデミック

『ツミデミック』
一穂ミチ


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われは熊楠

『われは熊楠』
岩井圭也


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あいにくあんたのためじゃない

『あいにくあんたのためじゃない』
柚木麻子


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『地雷グリコ』青崎有吾(KADOKAWA)

あらすじ

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。

平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

『令和元年の人生ゲーム』麻布競馬場(文藝春秋)

あらすじ

「まだ人生に、本気になってるんですか?」平成の落ちこぼれか、令和の革命家か。自分の可能性を知りすぎてしまった“賢すぎる”新人たち。“何を考えているのかわからない”Z世代の取扱説明書。

『ツミデミック』一穂ミチ(光文社)

あらすじ

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はー「違う羽の鳥」。

調理師の職を失った恭一は、家に籠もりがち。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣に住む老人からもらったという。翌日、恭一は得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるとー「特別縁故者」。

渦中の人間の有様を描き取った、心震える全6話。稀代のストーリーテラーが放つ、鮮烈なる犯罪小説集。

『われは熊楠』岩井圭也(文藝春秋)

あらすじ

慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。

しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離…。

かつてない熊楠像で綴る、エモーショナルな歴史小説。

『あいにくあんたのためじゃない』柚木麻子(新潮社)

あらすじ

過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。この世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全6篇。

まとめ

どうですか、気になった作品はありましたか?

まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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