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【知念実希人】死神シリーズの読む順番と新刊を紹介

【知念実希人】死神シリーズの読む順番と新刊を紹介
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「我が主様」のもとへ道案内すべく、動物の姿を借りて地上に派遣された死神の心温まるハートフルミステリー。

今回はそんな、知念実希人さんの『死神シリーズ』の読む順番と新刊をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

死神シリーズの新刊

死神と天使の円舞曲 (光文社文庫)

死神と天使の円舞曲
(2022/5/25発売)

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ちなみに、知念実希人さんの単行本&文庫本の新刊情報は、下記の記事で紹介しているのでよかったらどうぞ。

 

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【知念実希人】死神シリーズの読む順番

死神シリーズは、不本意ながら地上に派遣されることになった死神が奮闘しながら、人びととの交流する姿に心温まるシリーズです。

おすすめの読む順番

  1. 優しい死神の飼い方
  2. 黒猫の小夜曲(セレナーデ)
  3. 死神と天使の円舞曲(ワルツ)

知念実希人さんの死神シリーズを読む順番は、『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲』『死神と天使の円舞曲』です。

【知念実希人】死神シリーズのあらすじ

①『優しい死神の飼い方』

あらすじ

ゴールデンレトリバーの姿を借り、丘の上のホスピスに〝左遷〟された死神のレオ。与えられた使命は、余命わずかな患者たちの心に残る未練を解き明かし、魂が地縛霊と化すのを防ぐこと。

戦時中の悲恋、洋館にまつわる殺人事件、色彩を失った画家。患者一人ひとりの過去に眠る謎を、天然キャラの死神が解きほぐしていく。しかしその行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き寄せていて…。

おすすめポイント

「死神が犬になってホスピスで謎を解く」。一見荒唐無稽な設定に思えますが、この物語が巧みなのは、ファンタジーの枠組みを借りながら「人はなぜ死を恐れるのか」という普遍的な問いに正面から向き合っている点です。軽やかな語り口の奥に、確かな人間観察の眼差しが光っています。

各章で描かれる患者たちの未練は、どれも切実でありながら温かい。過去の謎が一つ解けるたびに、患者の表情がふっとほどける描写には、ミステリとしての快感と人間ドラマの感動が同時に押し寄せてきます。連作短編の構成でありながら、章を追うごとに物語全体を貫く大きな謎が浮かび上がってくる構成力も見事です。

何より心を掴まれるのは、人間の感情など理解できなかったはずのレオが、患者や看護師との交流を通じて少しずつ変わっていく姿でしょう。抗いようのない最後のときを充実した人生で迎えれるため、奮闘していく犬の姿をした死神に、心を癒され胸がほんのり温かくなる作品。

②『黒猫の小夜曲』

あらすじ

黒毛艶やかな猫の姿で、死神クロは地上に降り立った。使命は、町に漂う地縛霊たちの未練を解消し、魂をあるべき場所へ導くこと。記憶を失った魂、亡き妻に寄り添い続ける夫の魂、殺人犯を追いながら命を落とした刑事の魂。

それぞれの未練と向き合ううちに、クロは複数の死の背後にとある製薬会社の影がちらつくことに気づき始める…。

おすすめポイント

一見独立した地縛霊たちのエピソードが、読み進めるほど一本の糸でつながっていく。この構成の巧みさに、まず唸らされます。連作短編でありながら長編ミステリーとしての伏線回収も鮮やかに決まり、ページをめくる手が止まりません。

もうひとつ心を掴まれるのが、合理的だったはずの死神クロが人間と触れ合ううちに変化していく姿です。「なぜ人間はこうも非合理なのか」と戸惑いながら、愛情や執着の意味を少しずつ理解していく過程が、たまらなく愛おしいのです。

クロの猫ならではの仕草の数々には、ほっこりさせられる。その一方で、未練を残した魂のため奔走する姿、人びととの関わりには温かみを感じさせる。相手のことを想う気持ちの大切さに気づけるとともに、死神クロと人間との交わりに心を揺さぶられる物語。

③『死神と天使の円舞曲』

あらすじ

亡くなった人間の魂を天へ導く「案内人」でありながら、ゴールデンレトリバーのレオと黒猫のクロとして地上に降り立った二匹の死神。彼らの使命は、死を前にした人間を「未練」から解き放ち、地縛霊になるのを防ぐこと。

ある日クロは、恋人を喪い絶望する青年から地縛霊化の兆しを感じ取ります。青年の未練に寄り添ううちに、町で頻発する不審火との不穏なつながりが浮かび上がり…。

おすすめポイント

犬と猫。まったく異なる気質を持つ二匹の視点が交互に重なり、ひとつの真実へと収束していく構成が見事です。それぞれが別々の「未練」を追いかけているはずなのに、物語の中盤で二つの線が交差する瞬間、ミステリーとしての快感が一気に押し寄せてきます。

ハートフルなファンタジーの装いでありながら、終末医療や喪失といった重いテーマを正面から描いている点も見逃せません。人間の醜さと美しさの両面を、人ならざる存在の目を通して映し出すからこそ、その輪郭がいっそう鮮明に浮かび上がります。

クライマックスで二匹が交わす言葉には、思わず胸が詰まるでしょう。「友情」という言葉では収まりきらない絆が、物語の最後に静かに結晶します。シリーズ未読の方でも楽しめますが、一作目から読んだ方にこそ届く感動がここにあります。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【知念実希人】死神シリーズ 一覧
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優しい死神の飼い方 (光文社文庫)

優しい死神の飼い方

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黒猫の小夜曲 (光文社文庫)

黒猫の小夜曲

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死神と天使の円舞曲 (光文社文庫)

死神と天使の円舞曲

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この記事を書いた人

30年以上の読書歴と年間100冊以上の読書経験をもとに、国内外のミステリーやファンタジーを中心に、ジャンルを問わず正直な感想をお届けします。
「次に何を読もうか迷っている」「好きな作家の新刊を見逃したくない」そんな方のために、人気作家の最新刊情報もいち早くまとめています。

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