京極夏彦の新刊『覘き小平次 (単行本)』は、2025年4月22日(火)発売予定です。
本記事では、『狐花 葉不見冥府路行 (角川ホラー文庫)』などの京極夏彦さんの単行本&文庫本の新刊情報や、デビュー作品から現在までに出版された全作品一覧をご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
MEMO
単行本と文庫本など、複数出版されている場合は、最初に発売された日を出版日としています。また、アンソロジーや雑誌掲載のみの作品等は、除いておりますのでご了承ください。
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京極夏彦の単行本の新刊情報
『覘き小平次』
(2025/4/22発売)
もう誰に向けて話しているのでもない。梦(くらがり)はいっそうに深くなり、闇と影とのただ中には、最早誰がいるものやら、いっこう判りはしないのだ。目を凝らしても淡朦朧(うすぼんやり)と、幽かに人形が浮かぶだけ。誰とも知れず、顔も罔(な)いならそれは、正に幽霊である。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『書楼弔堂 霜夜』
(2024/11/26発売)
花も盛りの明治40年――高遠彬の紹介で、ひとりの男が書舗「弔堂」を訪れていた。甲野昇。この名前に憶えがあるものはあるまい。故郷で居場所をなくし、なくしたまま逃げるように東京に出て、印刷造本改良会という会社で漫然と字を書いている。そんな青年である。
出版をめぐる事情は、この数十年で劇的に変わった。鉄道の発展により車内で読書が可能になり、黙読の習慣が生まれた。黙読の定着は読書の愉悦を深くし、読書人口を増やすことに貢献することとなる。本は商材となり、さらに読みやすくどんな文章にもなれる文字を必要とした。どのようにも活きられる文字――活字の誕生である。そんな活字の種字を作らんと生きる、取り立てて個性もない名もなき男の物語。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『嗤う伊右衛門』
(2024/10/21発売)
幽晦との境界が――破れている。
内部の薄明が昏黒に洩れている。
ならばそこから夜が染みて来る。
生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩――四谷怪談を江戸の闇に花開く極限の愛の物語へと昇華させた第25回泉鏡花文学賞受賞作。「巷説百物語」シリーズ・御行の又市の物語はここから始まった。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『病葉草紙』
(2024/8/7発売)
八丁堀の近く、貧乏長屋で起きた怪事件。すべては身中に湧いた虫の所為、と、店子で本草学者の久瀬棠庵は断じるが…。「前巷説百物語」にも連なる謎解き奇譚。『月刊文藝春秋』連載を単行本化。
引用:「Books」出版書誌データベース
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- 『狐花 葉不見冥府路行』KADOKAWA 2024/7/26
- 『了巷説百物語』KADOKAWA 2024/6/19
- 『もののけdiary(絵本)』岩崎書店 2024/5/15
- 『鵼の碑』講談社 2023/9/14
- 『絡新婦の理』講談社 2023/6/28
- 『書楼弔堂 待宵』集英社 2023/1/6
京極夏彦のノベルズの新刊情報
京極夏彦の文庫本の新刊情報
『狐花 葉不見冥府路行』
(2024/12/24発売)
作事奉行の娘・雪乃の前に現れた、この世のものとは思えない美しさを持つ萩之介。彼岸花の着物を纏う彼は、”この世に居る筈のない男”だった。この幽霊騒動を知った雪乃の父・上月監物は、過去の因縁と関わりがあるのではないかと疑うが……。絡まりあった謎を解きほぐすため、武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が”憑き物落とし”へと乗り出す。京極堂の曾祖父が相対する、悲しい真実とは――。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『文庫版 鵼の碑』
(2024/9/13発売)
殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。消えた三つの他殺体を追う刑事。妖光に翻弄される学僧。失踪者を追い求める探偵。死者の声を聞くために訪れた女。そして見え隠れする公安の影。
発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、縺れ合いキメラの如き様相を示す「化け物の幽霊」を祓えるか。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『遠巷説百物語』
(2023/2/24発売)
盛岡藩筆頭家老にして遠野南部家当主の密命を受けた宇夫方祥五郎は、巷に流れる噂話を調べていた。郷が活気づく一方で、市場に流れる銭が不足し困窮する藩の財政に、祥五郎は言い知れぬ不安を感じる。
ある日、世事に通じる乙蔵から奇異な話を聞かされた。菓子司山田屋から出て行った座敷童衆、夕暮れ時に現れる目鼻のない花嫁姿の女、そして他所から流れて迷家に棲みついた仲蔵という男。祥五郎のもとに舞い込む街談巷説、その真偽は――。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『地獄の楽しみ方』
(2022/3/15発売)
SNS炎上、対人トラブル――あらゆる争いは言葉の行き違いから起きています。言葉の罠にはまらないため、語彙を増やして使いこなすわざを身につけましょう。小説家・京極夏彦が指南する、地獄のようなこの世を楽しく生きていくための「言葉」徹底講座。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『虚談』
(2021/10/21発売)
元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。「ナッちゃんはそういうの駄目な口やろ」と笑いながら、デザイン学校時代の齢上の同輩、御木さんは奇妙な話を始めた。13歳のとき山崩れで死んだ妹が、齢老い、中学の制服を着て、仕事先と自宅に現れたというのだ。だが彼の話は、僕の記憶と食い違っていた……(「クラス」)。
家に潜む【誰か】。祀られたキンゴロー様。夢の中の殺人――。この現実と価値観を揺るがす連作集。
引用:「Books」出版書誌データベース
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『文庫版 ヒトごろし(上)』
(2020/9/29発売)
血飛沫。焔に包まれる宿場町。土方歳三は少年時代より死に魅入られていた。長じて浪士組の一員として上洛する。佐幕、攘夷、そんなことに関心はない。刀を存分に振るえる身分が欲しいだけだ。歳三は人外、人殺しなのだから。近藤勇、土方歳三、沖田総司。京都を争闘の巷に変えた新選組隊士たち。彼らはなぜ芹沢鴨を殺害したのか──。心に深き翳を宿す剣鬼の生を鮮烈に描く、傑作時代長篇。
引用:「Books」出版書誌データベース
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京極夏彦の作品一覧【年代別】
2025年
2024年~2020年
2019年~2015年
2014年~2010年
2009年~2005年
2004年~2000年
1999年~1995年
1994年
絵本
妖怪研究
日本画
その他
まとめ
どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?
この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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