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第172回 芥川賞&直木賞 候補作品が発表!あらすじ紹介【2024年下半期】

第172回 芥川賞&直木賞 候補作品が発表!あらすじ紹介【2024年下半期】

第172回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2024年下半期)の候補作品が発表されました。今回は、そんなノミネート作品の各あらすじをご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

MEMO

受賞作品発表は2025年1月15日(水)に、東京・築地の「新喜楽」でおこなわれます。

 

【歴代リンク】芥川賞&直木賞ノミネート作品

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第172回 芥川賞 候補作品

(著者名五十音順)

第172回 芥川賞 候補作品の一覧
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DTOPIA

『DTOPIA』
安堂ホセ


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ゲーテはすべてを言った

『ゲーテはすべてを言った』
鈴木結生


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ダンス

『ダンス』
竹中優子


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文學界 2024年10月号 新連載 井戸川射子/藤野可織 特集「インターネットとアーカイブ」 [雑誌]

『字滑り』
永方佑樹


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二十四五

『二十四五』
乗代雄介


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『DTOPIA』安堂ホセ(文藝秋季号)

あらすじ

恋愛リアリティショー「DTOPIA」新シリーズの舞台はボラ・ボラ島。ミスユニバースを巡ってMr.LA、Mr.ロンドン等十人の男たちが争う──時代を象徴する圧倒的傑作、誕生!

『ゲーテはすべてを言った』鈴木結生(小説トリッパー秋季号)

あらすじ

高明なゲーテ学者、博把統一は、一家団欒のディナーで、彼の知らないゲーテの名言と出会う。ティー・バッグのタグに書かれたその言葉を求めて、膨大な原典を読み漁り、長年の研究生活の記憶を辿るが……。

ひとつの言葉を巡る統一の旅は、創作とは何か、学問とは何か、という深遠な問いを投げかけながら、読者を思いがけない明るみへ誘う。若き才能が描き出す、アカデミック冒険譚!

『ダンス』竹中優子(新潮11月号)

あらすじ

同僚三人が近頃欠勤を繰り返すのが気に入らない私は、その一人の先輩女性下村さんに、彼らの三角関係を知らされる。恋人を取られた下村さんの気ままな言動に翻弄される私の日々を描く、新潮新人賞受賞&芥川賞候補作。

『字滑り』永方佑樹(文學界10月号)

あらすじ

『二十四五』乗代雄介(群像12月号)

あらすじ

「これは、叔母がどんなに私を思ってくれていたかということを、その死後も巧妙なやり方で繰り返しほのめかされ時には泣かされたところでぴんぴんしている、根深い恨みである。」

実家を出て二年、作家になった二十四五の私は弟の結婚式に参列するため、仙台に向かっている。五年前に亡くなった叔母の痕跡を求めて、往復する時間の先にあるものとは。

 

第172回 直木賞 候補作品

(著者名五十音順)

第172回 直木賞 候補作品の一覧
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よむよむかたる

『よむよむかたる』
朝倉かすみ


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藍を継ぐ海

『藍を継ぐ海』
伊与原新


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飽くなき地景

『飽くなき地景』
荻堂顕


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秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

『秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』
木下昌輝


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虚の伽藍

『虚の伽藍』
月村了衛


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『よむよむかたる』朝倉かすみ(文藝春秋)

あらすじ

小樽の古民家カフェ「喫茶シトロン」には今日も老人たちが集まる。月に一度の読書会〈坂の途中で本を読む会〉は今年で20年目を迎える。

店長の安田松生は、28歳。小説の新人賞を受賞し、本を一冊出したが、それ以降は小説を書けないでいる。昨年叔母の美智留から店の運営を引き継いだばかりだ。その「引き継ぎ」の一つに〈坂の途中で本を読む会〉のお世話も含まれる。何しろこの会は最年長92歳、最年少78歳、平均年齢85歳の超高齢読書サークル。それぞれに人の話を聞かないから予定は決まらないし、連絡は一度だけで伝わることもない。持病の一つや二つは当たり前で、毎月集まれていることが奇跡的でもある。安田は店長の責務として世話係だけをするつもりだったが、「小説家」であることを見込まれて、この会の一員となる。

安田は読書会に対しても斜に構えていた。二作目が書けない鬱屈がそうさせていたのかもしれない。しかし、読書会に参加し、自分でも老人たちと「語る」ことで心境に変化が訪れる――。

『藍を継ぐ海』伊与原新(新潮社)

あらすじ

数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に――。なんとかウミガメの卵を孵化させ、自力で育てようとする徳島の中学生の女の子。老いた父親のために隕石を拾った場所を偽る北海道の身重の女性。山口の島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男――。人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。きらめく全五篇。

『飽くなき地景』荻堂顕(KADOKAWA)

あらすじ

土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、多数のビルを建て、東京の景観を変えていく家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。家に伝わる宝を守り、文化に関わる仕事をしたいと志す治道だったが、祖父の死後、事業を推し進める父・道隆により、「無銘」が渋谷を根城にする愚連隊の手に渡ってしまう。治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行に移すのだが……。

やがて、オリンピック、高度経済成長と時代が進み、東京の景色が変貌するなか、その裏側で「無銘」にまつわる事件が巻き起こる。刀に隠された一族の秘密と愛憎を描く美と血のノワール。

『秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』木下昌輝(徳間書店)

あらすじ

徳島藩を二分する家臣団の対立が勃発する。新藩主として第十代藩主・蜂須賀重喜を迎え、気鋭の中老たちは、藩政改革と藍玉の流通を取り戻そうと闘い始めた…。ところが、新藩主はあまりにも斬新な改革案を打ち出した! 特産品の「藍」は借財に苦しむ藩を救うのか?

『虚の伽藍』月村了衛(新潮社)

あらすじ

日本仏教の最大宗派・燈念寺派。弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄がバブル期の京都で目にしたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……古都の金脈に群がる魑魅魍魎だった。腐敗した燈念寺派を正道に戻すため、あえて悪に身を投じる凌玄だが、金にまみれた求道の果てに待っていたのは――。人間の核心に迫る圧巻の社会派巨編。

まとめ

どうですか、気になった作品はありましたか?

まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【歴代リンク】芥川賞&直木賞ノミネート作品

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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