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【中山七里】淑女シリーズの読む順番と新刊を紹介

【中山七里】淑女シリーズの読む順番と新刊を紹介
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出会う人びと全てを狂わせる稀代の悪女が織りなす、ダークヒロイン・ミステリー「淑女シリーズ」。

今回はそんな、中山七里さんの『淑女シリーズ』の読む順番と新刊をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

淑女シリーズの新刊

嗤う淑女 二人 (実業之日本社文庫)

嗤う淑女 二人
(2024/7/11発売)

Kindle: Audible:

 

 

ちなみに、中山七里さんの単行本&文庫本の新刊情報は、下記の記事で紹介しているのでよかったらどうぞ。

 

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【中山七里】淑女シリーズの読む順番

淑女シリーズは、自分の手は汚さず、言葉巧みに周りの人たちを操っていく戦慄の魔女に惹きつけられてしまう、ダークヒロイン・ミステリーのシリーズです。

おすすめの読む順番

  1. 嗤う淑女(2015年)
  2. ふたたび嗤う淑女(2019年)
  3. 嗤う淑女 二人(2021年)

中山七里さんの淑女シリーズを読む順番は、『嗤う淑女』『ふたたび嗤う淑女』『嗤う淑女 二人』です。

【中山七里】淑女シリーズのあらすじ

①『嗤う淑女』(2015年)

あらすじ

中学時代、いじめと難病に絶望していた野々宮恭子は、クラスに転校してきた従姉妹・蒲生美智留に命を救われる。美貌と明晰な頭脳を備えた美智留への憧れは、やがて恭子の中で絶対的な心酔へと変わっていった。

時を経て「生活プランナー」を名乗る美智留は、経済的不安を抱える人々に寄り添い、「あなたは悪くない」と優しく囁く。だがその言葉の先に待つのは、救いとは正反対の結末だった…。

おすすめポイント

各章ごとに語り手が入れ替わる連作形式が、この物語に独特の中毒性を生んでいます。読者は章が変わるたびに「次は誰が美智留の術中に堕ちるのか」と身構え、そのたびに期待を超える展開が待ち受けています。

何より恐ろしいのは、美智留が暴力ではなく「共感」で人を破滅させる点です。「あなたは悪くない」。この一言に縋りたくなる弱さは、きっと読者自身の中にも存在します。だからこそページをめくる手が、怖いのに止まりません。

そして物語の幕が下りた後、最も胸に刺さるのはどんでん返しの衝撃ではなく、破滅した人々が誰一人として美智留を恨んでいないという事実かもしれません。「悪女」ではなく「淑女」と名づけられた理由を、ぜひご自身の目で確かめてください。

②『ふたたび嗤う淑女』(2019年)

あらすじ

稀代の悪女・蒲生美智留が世間を震撼させた凶悪事件から3年。「野々宮恭子」と名乗る美貌の投資アドバイザーが、国会議員・柳井耕一郎の周辺に静かに姿をあらわす。

資金団体の事務局長、新興宗教の幹部、後援会長、そして政策秘書。柳井を取り巻く人々が、一人また一人と彼女の巧みな話術に絡め取られ、それぞれの欲望を刺激されるまま、破滅への坂道を転がり始めて…。

おすすめポイント

バラバラに見える事件がじわじわと一本の線で繋がっていく構成に、まず唸らされます。FX詐欺、宗教、不動産。現実のニュースで見覚えのある犯罪手口が次々と登場し、フィクションなのにどこか他人事と思えない不気味さが漂います。

恭子の恐ろしさは、自らの手を決して汚さない点にあります。ターゲットの心の隙間にするりと入り込み、欲望を肯定するだけで、人は自ら破滅を選んでしまう。金銭欲でも復讐心でもなく、純粋な嗜虐心だけで人を操るその動機の空虚さが、かえって読む者の背筋を凍らせます。

そして最後の数ページで明かされる仕掛けは、序盤から張り巡らされていた伏線を一気に回収し、物語の風景を一変させます。「どんでん返しの帝王」の異名に違わぬ衝撃を味わいたい方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

③『嗤う淑女 二人』(2021年)

あらすじ

高級ホテルの宴会場で、17名が毒殺される事件が発生する。犠牲者の一人が握りしめていたのは〈1〉と記された謎の紙片。防犯カメラには、医療刑務所を脱走した連続殺人犯・有働さゆりの姿が映っていた。

さらにバス爆破、学校放火と凶悪事件が相次ぎ、現場には必ず番号札とさゆりの痕跡が残される。だが捜査本部は、その裏で糸を引く「ある女」の存在にまだ気づいていない…。

おすすめポイント

稀代の悪女・蒲生美智留と、連続殺人鬼・有働さゆり。すべてを設計する知能犯と、ためらいなく手を下す実行犯。この異質な二人が手を組んだ瞬間、物語のスケールはシリーズの枠を大きく超え、テロリズムの領域へと一気に加速していきます。

息を呑むのは、49人もの犠牲という凄惨さだけではありません。大量殺人のすべてに、たった一人を葬るための個人的な執念が潜んでいる。その構造が浮かび上がるたびに、人間の悪意の底知れなさを静かに突きつけられます。

そしてこの共犯関係が、最後まで穏やかに続くはずがありません。利用する者と利用される者の均衡が崩れる終盤、読者が問われるのは「どちらが勝つか」ではなく「どちらがより恐ろしいか」です。悪女二人の頂上決戦を、ぜひご自身の目で確かめてください。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【中山七里】淑女シリーズ 一覧
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嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

嗤う淑女

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ふたたび嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

ふたたび嗤う淑女

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嗤う淑女 二人 (実業之日本社文庫)

嗤う淑女 二人

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この記事を書いた人

30年以上の読書歴と年間100冊以上の読書経験をもとに、国内外のミステリーやファンタジーを中心に、ジャンルを問わず正直な感想をお届けします。
「次に何を読もうか迷っている」「好きな作家の新刊を見逃したくない」そんな方のために、人気作家の最新刊情報もいち早くまとめています。

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