【東野圭吾】ラプラスの魔女シリーズの読む順番と新作を紹介

これまでの東野圭吾作品とは一線を画す、空想科学ミステリー。2018年には櫻井翔、広瀬すず主演で映画化もされたシリーズです。
今回はそんな、東野圭吾さんの『ラプラスの魔女シリーズ』の読む順番と新作をご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
ラプラスの魔女シリーズの新作
ちなみに、東野圭吾さんの単行本&文庫本の新作情報は、下記の記事で紹介しているのでよかったらどうぞ。
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【東野圭吾】ラプラスの魔女シリーズの読む順番
空想科学とミステリーの要素が組み合わさった今までの東野圭吾の作品とはちょっとことなる作品です。
おすすめの読む順番
- ラプラスの魔女(2015年)
- 魔力の胎動(2018年)
- 魔女と過ごした七日間(2023年)
東野圭吾さんのラプラスの魔女シリーズを読む順番は、『ラプラスの魔女』『魔力の胎動』『魔女と過ごした七日間』です。
【東野圭吾】ラプラスの魔女シリーズのあらすじ
①『ラプラスの魔女』(2015年)
あらすじ
遠く離れた2つの温泉地で、相次いで硫化水素による死亡事故が起きる。警察の依頼で現地調査に赴いた地球化学の研究者・青江は、どちらの現場でも同じ若い女性、羽原円華の姿を目撃する。
彼女は何かを追うように各地を転々とし、やがて著名な映画監督の過去にまで捜索の手を伸ばしていく。「事故」の裏側で静かに交差し始める複数の因果。その先に待つ真相とは。
おすすめポイント
「未来を予測できる少女」という見荒唐無稽な設定を、ラプラスの悪魔という古典物理学の思考実験に裏打ちさせることで、物語はSFではなく正統派ミステリとしての重力を獲得しています。科学的な理屈が通るからこそ、読み進めるほどに「ありえない」が「ありえるかもしれない」へと変わっていく、その境界線上のスリルがたまりません。
円華という存在が放つ静かな異質さが、物語全体の緊張感を支えています。多くを語らず、大人たちの思惑を涼しい顔で飛び越えていく彼女の振る舞いは、真相に近づきたい読者の焦燥感をじわじわと煽ります。「あと少しで分かりそうなのに」このもどかしさこそが、ページをめくる手を止めさせない最大の原動力です。
謎が謎を呼ぶことで抑えられない好奇心が先行していく。リアリティを残しつつも近未来を思わせる謎に惑わされる、過去作とは一味違った空想科学ミステリー。
②『魔力の胎動』(2018年)
あらすじ
鍼灸師の工藤ナユタのもとに、ある日不思議な少女・羽原円華が現れます。彼女は風や水の流れなど、物理現象の行方を見通す力を持っていた。
成績不振に苦しむスポーツ選手、息子の水難事故から立ち直れない父親、大切なパートナーを失った音楽家。挫けかけた人々のそばで、円華は静かに力を振るいはじめる。やがてナユタは、彼女の献身の裏に隠された「本当の目的」の存在に気づき始めて…。
おすすめポイント
一編ごとに異なる苦悩を抱えた人物が登場し、円華の力によって光を取り戻していく。この連作短編の構造が、読者に心地よいリズムを与えてくれます。スキージャンプ、野球、水難事故、転落死と題材は多彩でありながら、すべてが「物理現象」という一本の軸で貫かれている点に、東野圭吾の設計力が光ります。
円華という少女の存在感が、本作を特別なものにしています。物理法則を直感で把握する超人的な能力を持ちながら、彼女の行動原理はどこまでも「誰かを救いたい」というシンプルな祈りです。気の強さとまっすぐな言葉が清々しく、気づけば彼女を応援している自分がいるはずです。
円華がなぜここまで他人に尽くすのか。その答えが静かに明かされるとき、本作は短編集の枠を超え、ひとつの長編としての輪郭を帯びます。『ラプラスの魔女』へと続く扉の前で、しばし立ち止まりたくなる一冊です。
③『魔女と過ごした七日間』(2023年)
あらすじ
AIによる監視システムが強化された近未来の日本。かつて指名手配犯を見つけ出す「見当たり捜査員」だった元刑事・月沢克司が、多摩川で遺体となって発見される。
中学三年生の息子・陸真は、父の遺品から見知らぬ女性の名が記された書類を見つけ、親友の純也とともに真相を追い始める。やがて出会った不思議な力を持つ女性・円華に導かれ、少年の七日間の冒険が幕を開ける…。
おすすめポイント
中学生の少年が、父を奪った犯人を追って裏社会や警察の闇へと踏み込んでいく。この「少年の冒険×警察ミステリ×空想科学」という三重構造が、物語に類を見ない推進力を与えています。動けない大人たちの代わりに、円華という「魔女」を道案内役にして危険な世界へ飛び込む陸真の姿は、無謀でありながらも切実で、ページをめくる手が止まりません。
さらに注目すべきは、AI監視・DNA管理・ゲノムモンタージュといった「すぐそこにある未来」が、単なる舞台装置ではなく事件の核心に直結している点です。技術の進歩がもたらす利便性と、その裏側で静かに進行する国家管理の恐ろしさ。円華が少年たちに語る「法律は国家にとって都合よく作られている。何が正しいかは自分で考えなきゃいけない」という言葉が、フィクションの枠を超えて胸に刺さります。
物語の終幕、すべてが明かされた後に残るのは、陸真と純也の友情が放つ静かな温もりです。事件の重さを受け止めながらも前を向く中学生二人のやりとりが、ビターな余韻を穏やかに包み込みます。東野圭吾・著作100作目にふさわしい、「夏の七日間」がいつまでも胸に残り続ける作品です。
まとめ
どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?
この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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