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【中山七里】刑事犬養隼人シリーズの読む順番と新刊を紹介

【中山七里】刑事犬養隼人シリーズの読む順番と新刊を紹介

警視庁捜査一課の犬養隼人が「社会の闇」に迫っていく社会派ミステリー。

今回はそんな、中山七里さんの『刑事犬養隼人シリーズ』の読む順番と新刊をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

刑事犬養隼人シリーズの新刊

ドクター・デスの再臨

ドクター・デスの再臨
(2024/5/31発売)

Kindle:  Audible: 

 

 

ちなみに、中山七里さんの単行本&文庫本の新刊情報は、下記の記事で紹介しているのでよかったらどうぞ。

 

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【中山七里】刑事犬養隼人シリーズの読む順番

刑事犬養隼人シリーズは、安楽死や臓器売買などの社会問題の闇と向き合いながら、犬養隼人の葛藤する姿を描いた警察医療ミステリーのシリーズです。

おすすめの読む順番

  1. 切り裂きジャックの告白
  2. 七色の毒(短編集)
  3. ドクター・デスの遺産
  4. カインの傲慢
  5. ラスプーチンの庭
  6. ドクター・デスの再臨

中山七里さんの刑事犬養隼人シリーズを読む順番は、『切り裂きジャックの告白』『七色の毒』『ドクター・デスの遺産』『カインの傲慢』『ラスプーチンの庭』『ドクター・デスの再臨』です。

【中山七里】刑事犬養隼人シリーズのあらすじ

①『切り裂きジャックの告白』

あらすじ

都内の公園で、臓器のなくなった女性の遺体が見つかった。やがて、テレビ局に「切り裂きジャック」と名乗るものから犯行声明文が送られてくる。マスコミの報道に世間が混乱するなか、立て続けに事件が発生していく。

被害者に接点を見いだせずにいたが、警視庁捜査一課の犬養隼人たちの捜査により、被害者たちの共通点としてある人物が浮上するのだが…。

おすすめポイント

猟奇殺人から浮かび上がってくる臓器移植が抱える闇。賛否の分かれる重たいテーマを絡めながら、臓器移植に関わる人びとの心情の複雑な思いが伝わり、読み手もこの問題を考えずにいられない。もし、自分の身内が同じ状況になったらどうすべきか、考えを巡らせてしまう。

連続殺人の裏に隠された臓器移植をめぐる問題に、自分なりの答えを探しだすきっかけを与えてくれる物語。

②『七色の毒』

あらすじ

中央自動車道を岐阜から新宿に向かっていた高速バスが防護柵に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となった。運転していた小平がハンドル操作を誤ったとして逮捕されるも、警視庁捜査一課の犬養は事故に不審を抱く。死亡した多々良は、毎週末に新宿便を利用する際、いつも同じ席に座っていた。やがて小平と多々良の過去の関係が明らかになり…。(「赤い水」)人間の悪意をえぐり出した、どんでん返し満載のミステリ集!

③『ハーメルンの誘拐魔』

あらすじ

障害を抱える15歳の少女が誘拐された。現場には「ハーメルンの笛吹き男」を描いた絵はがきが残されていた……。警視庁捜査一課の犬養は相棒の高千穂と捜査に動くが、同一犯と思われる第二の誘拐事件が起こり……。

④『ドクター・デスの遺産』

あらすじ

ある日、警視庁にひとりの少年から通報が入った。突如として自宅にやってきた見知らぬ医師に、父親が注射をされたのち息を引き取ったというのだ。その死に疑問を抱いた捜査一課の犬養刑事は、捜査をはじめ少年の母親が「ドクター・デス」と呼べれる医師に接触していたことを突き止めた。

しかし、難航する捜査を嘲笑うかのごとく、同じような事件が全国各地で発生していく。安らかで苦痛のない死を提供する医師は、はたして何者なのか…。

おすすめポイント

安楽死の是非をテーマにした本作。治る見込みもなく死を待つだけの身であったなら、苦しまずに家族に負担をかけずにしたい。そう願う患者に安らぎを与える謎の医師ドクター・デス。刑事として犯人を追いながら、病気で療養中の娘をもつ親として死ぬ権利に葛藤する彼に感情移入させられ、正解のない問いに考えを巡らせてしまう。

患者、刑事、犯人、それぞれの視点から見据える、安楽死という死を選ぶ権利に、己の倫理観をためされる作品。

⑤『カインの傲慢』

あらすじ

臓器を抜き取られ傷口を雑に縫合された死体が、都内で相次いで発見された。司法解剖と捜査の結果、被害者はみな貧しい環境で育った少年で、最初に見つかった一人は中国からやってきたばかりだと判明する。彼らの身にいったい何が起こったのか。

臓器売買、貧困家庭、非行少年……。いくつもの社会問題が複雑に絡み合う事件に、孤高の敏腕刑事・犬養隼人と相棒の高千穂明日香が挑む。

⑥『ラスプーチンの庭』

あらすじ

中学生の娘・沙耶香を病院に見舞った警視庁捜査一課の犬養隼人は、沙耶香の友人の庄野祐樹という少年を知る。長い闘病生活を送っていた祐樹だったが、突如自宅療養に切り替え、退院することに。1カ月後、祐樹は急死。犬養は告別式に参列するが、そこで奇妙な痣があることに気が付く。同時期に同じ痣を持った女性の自殺遺体が見つかり、本格的に捜査が始まる。やがて〈ナチュラリー〉という民間医療団体に行き当たるが――。

主宰の謎の男の正体と、団体設立に隠された真の狙い。民間療法の闇を描き、予想外の結末が待つシリーズ待望の新作!

⑦『ドクター・デスの再臨』

あらすじ

『帰ったら母親が死んでいました。ネットを通して、誰かに安楽死を依頼したみたいなんです』少女からの通報で警察に衝撃が走った。SNSを通じて安楽死を希望する者に処置を施すのは、警視庁捜査一課の犬養隼人が女性刑事・高千穂とともに過去に追い詰めた連続殺人犯〈ドクター・デス〉の手口だったからである。拘置所にいる〈ドクター・デス〉に共犯がいたのか、それとも〈ドクター・デス〉に同調した模倣犯が現れたのか。犬養最大の敵が再び現れる。どんでん返しの帝王が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ!

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【中山七里】刑事犬養隼人シリーズ 一覧
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切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人 (角川文庫)

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七色の毒 刑事犬養隼人 (角川文庫)

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ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人 (角川文庫)

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ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)

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カインの傲慢 刑事犬養隼人 (角川文庫)

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ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人 (角川文庫)

ラスプーチンの庭

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ドクター・デスの再臨

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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