広島を舞台とした、警察と暴力団の抗争や人間関係を描き出し、役所広司、松坂桃李などの主演で映画化されたシリーズ。
今回はそんな、柚月裕子さんの『孤狼の血シリーズ』の読む順番と新刊をご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
孤狼の血シリーズの新刊
ちなみに、柚月裕子さんの単行本&文庫本の新刊情報は、下記の記事で紹介しているのでよかったらどうぞ。
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【柚月裕子】孤狼の血シリーズの読む順番
広島の架空都市・呉原を舞台にして、暴力団同士の抗争や、それを追う警察の姿から「正義」と「仁義」を描いたシリーズです。
おすすめの読む順番
- 孤狼の血
- 凶犬の眼
- 暴虎の牙
柚月裕子さんの孤狼の血シリーズを読む順番は、『孤狼の血』『凶犬の眼』『暴虎の牙』です。
【柚月裕子】孤狼の血シリーズのあらすじ
①『孤狼の血』
あらすじ
昭和63年の広島呉原。ヤクザとの癒着を疑われる刑事の大上のもと、捜査二課に配属された新米の日岡は、暴力団系列の会社員が失踪した事件を捜査することに。違法捜査をいとわない強引すぎる大上の捜査に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに立ち向かっていく。
やがて金融会社の社員失踪事件をきっかけに、暴力団同士の抗争がはじまった。衝突を止めるため、大上が突拍子もない秘策を打ちだしていくが…。
おすすめポイント
暴力団系列のヤミ金社員の失踪事件を追いかける、捜査二課の大上と新人の日岡。捜査のためには手段を選ばない大上だが、彼なりの信念にもとづき正義を貫こうとする。人間味に溢れたその姿から、目が離せなくなっていく。また、日岡の成長も一つの見どころになっている。
常識外れのマル暴刑事と極道のプライドを賭けた闘いに、胸を熱くさせるハードボイルド小説。
②『凶犬の眼』
あらすじ
暴力団抗争から2年。日本最大の暴力団である明石組のトップが暗殺され、凄絶な抗争が勃発した。首謀者は敵対する組織の国光寛郎で、彼は最後の任侠として恐れられていた。一方、田舎の駐在所に異動となり、穏やかな日々を過ごしていた日岡秀一。そんな彼の前に国光が現れたことで状況が一変する。国光の狙いとは…。
③『暴虎の牙』
あらすじ
昭和57年の広島呉原。極道よりもたちが悪いとされ、圧倒的な暴力とカリスマ性をもち勢力を拡大しつつある愚連隊「呉寅会」の沖虎彦。広島のマル暴刑事である大上章吾は、沖と呉原最大の暴力団との抗争の匂いを感じ取って、彼の暴走を食い止めようと奔走していく。
ときは流れ平成16年、懲役刑を終えて出所した沖が、暴対法の施行によりシノギが制限されたなかで、またもや広島で暴走しはじめた。そんな彼の前に、大上の意思を受け継いだ呉原東署の日岡秀一があらわれるのだが…。
おすすめポイント
暴力団にも怯むことなく暴走し続けている愚連隊の沖虎彦。決して組織に属さない彼が、社会のルールに縛られず生きていく彼に、危うさとともに熱いものを感じさせる。また、沖と関わっていく破天荒な刑事である大上章吾、大上の教えを受け継ぐ日岡秀一のふたりとの出会いも一つの見どころになっている。
もがきながらも何ものにも縛られず、苛烈なまでの人生を突き進んでいく姿に、哀愁ただよう余韻に浸れる作品。
まとめ
どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?
この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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