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『カラヴァル 深紅色の少女』ステファニー・ガーバー【あらすじ/感想】第2のハリーポッターになれるか?

『カラヴァル 深紅色の少女』ステファニー・ガーバー【あらすじ/感想】第2のハリーポッターになれるか?

こんにちは! 続編を早く読みたいネイネイです。

2018年本屋大賞「翻訳小説部門」に輝いた、ステファニー・ガーバーさんの『カラヴァル 深紅色の少女』を読みましたので、あらすじや感想・レビューをご紹介します。

 

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『カラヴァル 深紅色の少女』ステファニー・ガーバー【あらすじ&概要】

あらすじ

父親の決めた、一度も会ったことのない伯爵との政略結婚が数日後にせまったある日、長年夢にまでみた「カラヴァル」への招待状がゲームマスターのレジェンドより届く。

「カラヴァル」とは、世界のどこかで年に1度、開催される魔法のゲーム。 今年のゲームの勝者には、願いを1つかなえるという。

スカーレットは、妹のドナテラと船乗りのジュリアンと共に「カラヴァル」の会場に向かう。 魔法に魅せられ、嘘の演技に騙される「カラヴァル」で、スカーレットの冒険が幕をあける。

感想・レビュー

序盤は、スカーレットが不安と葛藤しながらもカラヴァルのゲームを進めさまや、現実と魔法の区別がつかず苦悩する様子にしだいに引き込まれていきます。

ミステリーの要素もあり、それがカラヴァルの魔法や嘘の演技とうまく混ざりあっていて、どれもが真実のようで、どれもがウソのようにみえてしまう状態になり、スカーレットに感情移入しやすかったです。

読み進めていくにつれてスカーレットは、カラヴァルを進めなければという思いと、自身の恋心に揺れ動いていく様子は本作品のみどころの1つになっています。

後半はスピード感と謎解きがめまぐるしくなってきて、それにあわせるようにスカーレットの恋愛模様と、カラヴァルのできごとを通し次第に勇敢に成長していく姿が加速していき、アットいうまに最後まで読み進めてしまいました。

最後の展開では、「え~ そうきますか」と思う内容の連続で締めくくられています。

物語をとおして色彩の表現が豊かなので、映像にしたらより楽しめる作品だと感じました。

ネイネイ

映画館でぜひ観たい作品ですね~

本書のエピローグには、続編につながる新たな冒険への布石もあり、次の作品への期待も広がります。

まとめ

ハリーポッターなどのファンタジー好きな人が読むには、その世界にハマること間違いなしです。

あなたもこの恋愛、冒険ファンタジーに胸をときめかせてみてはどうでしょうか。

6月27日に発売が決定した続編の『レジェンダリー 魔鏡の聖少女』も楽しみですね。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

2作目の『レジェンダリー 魔鏡の聖少女』は、コチラで紹介している「『レジェンダリー 魔鏡の聖少女』ステファニー・ガーバー / 前作よりスリルUPの冒険ファンタジー!」の記事もよかったらどうぞ。

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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