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『旅猫リポート』有川浩【あらすじ/感想】愛しい人々に笑顔をもたらす物語

『旅猫リポート』有川浩【あらすじ/感想】愛しい人々に笑顔をもたらす物語

こんにちは! なんだか旅にでかけたくなったネイネイです。

今回は、2018年10月26日に映画化された、有川浩さんの『旅猫リポート』を読みましたので、あらすじや感想・レビューをご紹介します。

愛しい人々を笑顔にさせてくれる、そんな物語をあなたも読んでみてはいかがでしょうか。

 

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『旅猫リポート』有川浩【あらすじ&概要】

あらすじ

野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。
それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。
『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。
懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。
永遠の絆を描くロードノベル。

(「BOOKデータベース」より)

おすすめポイント

ある事情によって飼い猫の「ナナ」のもらい手を探して旅をすることに。

サトルを取り巻く人たちとのやり取りにクスクス笑わされ、ときには切なくも心温まる話に頬をつたう涙を止めることができない。

ネーミング

しっぽのカギの向きが、上から見ると数字の7に見えることから「ナナ」と命名されてしまう。 ただこの猫は雄なので、女の子っぽい名前に多少の不満があるようだ。

ほかにも、見たまんまvsダジャレなど名前のつけ方で楽しめるポイントもあります。

ネイネイ

名前って、いざ付けようとすると悩んじゃいますよね。(そして結局、単純なものに……。)

箱型のテレビ

スギとチカコが経営するペット可のペンションに宿泊したさいに、ナナが気に入ったのが居間のテレビの上だ。

最近のテレビは薄型しか販売していないが、この家は「箱型のテレビ」なのだとか。 それが猫の乗り心をそそり、ポカポカ温かく居心地がいいのだとか。

今はめっきり見なくなったブラウン管テレビの話題がでてきて懐かしく思ってしまったのは、自分だけでしょうか……。

ルーシー

猫って狭い場所、ほんと好きよね。

不器用な人

本書に登場する人物は個性的なキャラが多いのですが、その中でも一番はやっぱりサトルの叔母のノリコではないでしょうか。

悪気はないのだけれど失言が多く、相手を凍りつかせることもしばしば。 また、ナナとの距離を縮めようとなでようとするのだが、しっぽを触ろうとして上手くいかない。

それを見かねたサトルがアドバイスを送る。

「まず頭とか、耳の後ろとか。馴染んできたら顎の下もいいけど」

(P221より)

そのアドバイスをなんとメモしている。 なんとも不器用な性格がにじみ出ている。

モンブラン

第三者としてしてなら、笑ってみていられるな。

感想・レビュー

銀色のワゴンに乗ってサトルと飼い猫のナナをつれて旅をする中で、関わり合いのある人たちに幸せを運んでいく

悲しいことも寂しいこともあるが、笑って過ごし、周りに気配りのできるサトルの優しさに癒され、サトルを想うナナとの絆に心震わせる

こんな素敵で幸せな旅を人生を歩んでみたいと思わせてくれる。 だってそうでしょう、愛おしい周りの人々をこんなにも笑顔にさせてくれるのだから。

ネイネイ

周りの人を幸せにできるのって、ほんと素敵ですね。

まとめ

サトルと飼い猫ナナがおりなす旅で、周りの人たちを笑顔にさせてくれる物語。

一人と一匹の旅物語に、あなたも心癒させてみてはどうでしょうか。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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