人気作家の新刊情報まとめ

【恩田陸】理瀬シリーズの読む順番と新刊を紹介

【恩田陸】理瀬シリーズの読む順番と新刊を紹介

なんとも不思議でいて、独特な世界観に惹き込まれてしまう、謎めいたゴシック・ミステリー。

今回はそんな、恩田陸さんの『理瀬シリーズ』の読む順番と新刊をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

理瀬シリーズの新刊

夜明けの花園

夜明けの花園
(2024/1/31発売)

Kindle: Audible: 

 

 

ちなみに、恩田陸さんの単行本&文庫本の新刊情報は、下記の記事で紹介しているのでよかったらどうぞ。

 

Amazonキャンペーンのおすすめ

 

目次(タップできます)
記事内のリンクには広告が含まれる場合があります。

 

【恩田陸】理瀬シリーズの読む順番

理瀬シリーズは、2月末に転入してきた水野理瀬が、全寮制の学園でおこる謎めいた事件に次々と遭遇するゴシック・ミステリーです。

おすすめの読む順番

  1. 三月は深き紅の淵を(1997年7月)
  2. 麦の海に沈む果実(2000年7月)
  3. 黒と茶の幻想(2001年12月)
  4. 黄昏の百合の骨(2004年3月)
  5. 薔薇のなかの蛇(2021年5月)
  6. 夜明けの花園(2024年1月)

恩田陸さんの理瀬シリーズを読む順番は、『三月は深き紅の淵を』『麦の海に沈む果実』『黒と茶の幻想』『黄昏の百合の骨』『薔薇のなかの蛇』『夜明けの花園』です。

【恩田陸】理瀬シリーズのあらすじ

①『三月は深き紅の淵を』

あらすじ

本好きがこうじて、会長が主催するという「春のお茶会」に出席することになってしまう鮫島巧一。

そこで彼を待っていたのは、本であふれた部屋のどこかにあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本「三月は深き紅の淵を」を探してほしいというものだったが…。

おすすめポイント

たった1人にひと晩だけ貸すことが許された奇書「三月は深き紅の淵を」をめぐる4つの物語。入れ子構造になってるのと、ミステリアスな雰囲もあいまって、読み進める度に不思議な世界へと誘われる。

登場人物や背景のことなる幻の本をめぐる4つの物語に、なんとも言えない奇妙な世界観に魅せられてしまう作品。

②『麦の海に沈む果実』

あらすじ

「3月以外の転入してきた生徒は破滅をもたらす」といわれる、湿原にそびえる全寮制の学園。2月最後の日に入寮した理瀬の心はゆらめく。

閉ざされたコンサート会場や湿原から謎の失踪をとげる生徒たち。あやしい学校行事と、図書館から消えた「三月は深き紅の淵を」といういわくつきの本。理瀬が迷いこんだ3月の国の秘密とは…。

おすすめポイント

不穏な雰囲気が漂っている学園に転入してきた理瀬。あちらこちらで出会う謎めいた生徒たちや校長に、戸惑いを隠せずにいる理瀬。

湿地帯の丘にそびえる全寮制の学園でおきる謎めいた事件の次々に、恩田ワールドを心ゆくまで堪能できるゴシック・ミステリー。

③『黒と茶の幻想』

あらすじ

太古の森をいだく島へ―― 学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。

あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。

④『黄昏の百合の骨』

あらすじ

強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。奇妙な遺言に導かれてやってきた高校生の理瀬を迎えたのは、優雅に暮らす美貌の叔母2人。因縁に満ちた屋敷で何があったのか。「魔女の家」と呼ばれる由来を探るうち、周囲で毒殺や失踪など不吉な事件が起こる。将来への焦りを感じながら理瀬は――。

⑤『薔薇のなかの蛇』

あらすじ

英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。

折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。

⑥『夜明けの花園』

あらすじ

湿原に浮かぶ檻、と密やかに呼ばれていた全寮制の学園。ここでは特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。ヨハンの隠れた素顔、校長の悲しき回想、幼き日の理瀬、黎二と麗子の秘密、月夜に馳せる聖、そして水野理瀬の現在。理瀬と理瀬を取り巻く人物たちによる、幻想的な世界へ誘う六編。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【恩田陸】理瀬シリーズ 一覧
スクロールできます

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

三月は深き紅の淵を

Kindle: Audible: 

麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

麦の海に沈む果実

Kindle: Audible: 

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)

黒と茶の幻想

Kindle: Audible: 

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

黄昏の百合の骨

Kindle: Audible: 

薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)

薔薇のなかの蛇

Kindle: Audible: 

夜明けの花園

夜明けの花園

Kindle: Audible: 

 

 

コチラの記事もどうぞ

 

おすすめ記事

 

開催中のおすすめAmazonキャンペーン

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次(タップできます)