【東野圭吾】雪山・スキー場シリーズの読む順番とあらすじを紹介

東野圭吾さんがスキーやスノボが大好きということもあり、冬のゲレンデを舞台したシリーズ。
今回はそんな、東野圭吾さんの『雪山・スキー場シリーズ』の読む順番とあらすじをご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
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【東野圭吾】雪山・スキー場シリーズの読む順番
ゲレンデを舞台にして、次々と問題がおこっていくサスペンス作品です。
おすすめの読む順番
- 白銀ジャック(2010年)
- 疾風ロンド(2013年)
- 恋のゴンドラ(2016年)
- 雪煙チェイス(2016年)
東野圭吾さんの雪山・スキー場シリーズを読む順番は、『白銀ジャック』『疾風ロンド』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』です。
各作品は続編ではなく独立した作品となっているので、どれから読んでも問題はありません。ただし、共通の登場人物がいたりするため、時間がゆるすなら上記の順に読むことをおすすめします。
【東野圭吾】雪山・スキー場シリーズのあらすじ
①『白銀ジャック』(2010年)
あらすじ
年の瀬のスキー場に一通の脅迫状が届く。「ゲレンデの下に爆弾を埋めた。我々は、いつどこからでも爆破できる」。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように、犯人は巧妙な手口で身代金を繰り返し奪い取っていく。追い詰められる経営陣。
やがて事件の糸口は、一年前にこのゲレンデで血に染まったある事故へとたどり着く。雪山を舞台に、犯人との命懸けのレースが幕を開ける…。
おすすめポイント
雪に覆われたスキー場という閉鎖空間で繰り広げられる脅迫と駆け引き。その臨場感に、読み始めたら最後、ページをめくる手が止まりません。犯人の要求に翻弄される経営陣の焦燥が、読者の心拍数をじわじわと引き上げていきます。
注目すべきは、身代金サスペンスの裏側で静かに進行する「一年前の事故」の存在です。ふたつの時間軸が交差するとき、金銭目的に見えた犯行の輪郭が一変します。東野圭吾が仕掛けた構造の巧みさに、思わず唸らされるでしょう。
終盤の疾走感は、まさにゲレンデを一気に滑り降りるかのようです。伏線が怒涛の勢いで収束していく爽快さとともに、犯人の動機が明かされた瞬間、物語は単なるエンターテインメントを超えた深みを帯びます。冬の夜に一気読みしたい、極上のサスペンスです。
②『疾風ロンド』(2013年)
あらすじ
大学の医科学研究所から、極秘に開発された強力な生物兵器「K-55」が盗み出された。犯人は雪山にそれを埋め、三億円を要求する脅迫状を送りつける。
ところが当の犯人が事故で死亡。雪が溶ければ兵器は拡散し、大惨事は免れない。回収を命じられた冴えない研究主任・栗林は、息子とともにスキー場へ向かうが、頼みの手がかりはわずかで、予想外のトラブルが次々と襲いかかり…。
おすすめポイント
生物兵器×スキー場という一見キワモノな組み合わせが、読み進めるほど不思議な説得力を帯びていきます。「雪が溶けたら終わり」というタイムリミットが、笑いに満ちたドタバタ劇の底でじわじわと緊張の糸を張り続ける構成は、エンタメ小説の手本のようです。
見逃せないのは、不器用すぎる大人たちと妙にしっかりした子どもたちの鮮やかな対比です。スキーもまともに滑れない主人公の右往左往に笑いながらも、息子との距離がさりげなく縮まっていく描写には、ふいに胸を突かれます。
ラスト数ページで繰り出されるどんでん返しは、それまで張り巡らされた伏線を一気に回収し、思わず最初のページに戻りたくなる快感を残します。肩の力を抜いて楽しめて、読後には誰かに薦めたくなる。そんな痛快な一冊です。
③『恋のゴンドラ』(2016年)
あらすじ
都内で働く広太は、合コンで知り合った桃実とスノボ旅行へ向かう。ところがゲレンデのゴンドラに同乗してきた女性グループの一人が、なんと同棲中の婚約者だった。
ゴーグルとマスクで必死に顔を隠しながら、果たして山頂までバレずにいられるのか。真冬のスキー場を舞台に、それぞれの秘密を抱えた男女が次々と登場し、偶然の出会いとニアミスが連鎖していく…。
おすすめポイント
一見バラバラに見える男女の物語が、章を追うごとに一本の糸で繋がっていく。この構成の巧みさに、思わず唸らされます。視点が切り替わるたびに「あの場面の裏側ではこんなことが」と気づかされ、物語が立体的に広がっていく感覚は、連作短編ならではの醍醐味です。
そしてゴンドラという逃げ場のない密室で、浮気がバレるかバレないかのスリルが展開される冒頭から、もうページをめくる手が止まりません。コメディなのに心臓がバクバクする、この絶妙な温度感はさすが東野圭吾です。笑いながらハラハラし、ハラハラしながらニヤニヤしてしまう。そんな贅沢な読書体験が待っています。
けれど笑い飛ばした後にふと残るのは、「懲りない人間」のリアルさかもしれません。浮気を繰り返す男、それを許す女、不器用すぎて報われない男。誰もが身に覚えのある弱さが、ゲレンデの白い雪に映えるように鮮やかに浮かび上がります。冬のスキー場を舞台に繰り広げられる男女の恋の駆け引きに胸が高鳴る作品集。
④『雪煙チェイス』(2016年)
あらすじ
大学生の脇坂竜実は、かつてアルバイトをしていた一軒家の主人が殺された事件で、身に覚えのない殺人容疑をかけられてしまう。無実を証明できる唯一の人物は、スキー場で偶然出会った正体不明の美人スノーボーダーただ一人。
竜実は友人たちの力を借りて彼女を捜すため日本屈指のスキー場へ向かうが、「本庁より先に確保しろ」と命じられた刑事・小杉がその背中を追っていた…。
おすすめポイント
白銀のゲレンデを舞台に、追う者と追われる者が交差する。その構図だけで心が躍ります。本作が仕掛けるのは「犯人は誰か」ではなく「無実の証人を見つけられるか」という異色の問い。先の読めない展開がスノーボードの滑走さながらの疾走感で、ページをめくる手を止めさせません。
同時に惹きつけられるのは、主人公を取り巻く人々の「信じる力」です。根拠が十分でなくとも仲間の無実を信じて動く友人たち、話の分かる刑事、静かに心を開いていく女将。彼らの人間味が、緊迫した逃走劇に確かな体温を吹き込んでいます。
ミステリーの緊張感と、雪山の澄んだ空気のなかで芽生える恋模様が自然に溶け合う読後感も格別です。追い詰められた先にたどり着く結末は、雪煙が晴れた後の青空のように清々しく、読む者の心をそっと温めてくれます。
まとめ
どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?
この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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