いま話題の作品から、バトルやダークファンタジーに、後世に語り継がれる名作まで数多くの漫画があります。
本記事では、話題の新作から不朽の名作まで幅広い作品の中から『【2025年版】ガチで面白い漫画おすすめランキング』をジャンル別にてご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
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バトル漫画のおすすめ
1位『呪術廻戦』芥見下々
あらすじ
常人離れした身体能力を持った虎杖悠仁は、ごく普通の高校生活を送っていた。だがある日、学校に眠っていた「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化け物があらわれてしまう。
校舎に取り残された先輩を救うため、呪術師の伏黒恵とともに乗り込む虎杖だったが、窮地に追い込まれてしまい…。
おすすめポイント
人の負の感情から生まれた「呪霊」と呼ばれる化け物と、呪術をあやつる呪術師たちとの緊迫したバトルの数々。個性豊かな同級生の呪術師たちに和まされながらも、闘いの中で成長していく姿から目が離せなくなっていく。
災厄をもたらす呪霊と、術式を用いる呪術師との疾走感のあるバトルに魅せられてしまう物語。
2位『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
あらすじ
ときは大正時代。炭焼きをし家族を支える、心優しき少年の炭治郎。ある日、鬼に家族を皆殺しにされ、唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまう。
絶望に苛まれる炭治郎だったが、妹をもとの姿に戻すため、また家族を殺した鬼を討つために、兄妹は旅にでるのだが…。
おすすめポイント
平和な暮らしを人食い鬼によって一変させられた炭治郎。妹を助けるため「鬼殺隊」へ入隊し、元凶である鬼との闘いを挑んでいく。血みどろの闘いにも怯まずに立ち向かっていく炭治郎の姿に、魅せられてしまう。
人と鬼とが織りなす冒険譚に、哀しくとも前を向いて突き進んでいく力強さをわけてもらえる作品。
3位『チェンソーマン』藤本タツキ
あらすじ
借金まみれの日々を過ごしている少年デンジは、悪魔のポチタとともに悪魔を狩る「デビルハンター」として生計を立てていた。ある日、仕事を斡旋していたヤクザに騙され、ポチタともども殺害されてしまう。
しかし、ポチタの心臓をもらい「チェンソーの悪魔」に変身できる存在へと生まれ変わり…。
おすすめポイント
デビルハンターとしてどうにか底辺の暮らしをする少年デンジ。ある事件をきっかけに相棒の悪魔ポチタとの逆襲がはじまる。血にまみれたド派手なアクションと、まっすぐなデンジの生きざまに、心をつかまれてしまう。
鮮血がほとばしり息もつかせぬ怒涛の展開が、見るものの心をつかんで離さない。
4位『ゴールデンカムイ』野田サトル
あらすじ
ときは明治時代後期。日露戦争での鬼神のごとき武功から「不死身の杉元」の異名をもつ杉元佐一。ある目的のために大金を手に入れるべく、一攫千金を目指しゴールドラッシュにわく北海道に杉元はいた。
そこには、アイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりがあった。はたして、大自然が広がる北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は…。
おすすめポイント
日露戦争帰りの元軍人の杉元佐一は、網走監獄の囚人に施された奇妙な刺青から埋蔵金の存在を知ったことで、財宝を求めて旅にでる。彼の前にあらわれる強敵や、野生の熊との死闘を繰り広げていく。また、道中で出会った少女アシ?パに、アイヌの食生活や独自の文化を垣間見ることができる。
一攫千金を夢見て、厳しい大自然を生き抜きながら、迫りくる追手たちとの死闘に胸を躍らせる。
5位『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
あらすじ
ほとんどの人間が「個性」という能力を持った世界。事故や災害、そして個性を悪用する敵であるヴィランから人びとを守る存在のヒーローたち。そんな彼らに憧れを抱き、ヒーローになることを目指している緑谷出久。
だが、出久は超常能力が発現しない無個性であった。それでも、夢を追って難関の雄英高校への進学を目指すのだが…。
おすすめポイント
みなが個性と呼ばれる超能力を持っている世界で、憧れの職業であるヒーローを目指し奮闘する若者たちを描く。度重なる困難が立ちはだかるも、人を救いたいという想いを秘め、諦めずに前を向いていく姿に胸を熱くさせられる。
王道のヒーローものに胸を躍らせながらも、個性をもつ者たちの光と闇が交差する展開から目が離せない。
6位『ザ・ファブル』南勝久
あらすじ
「殺し屋ファブル」と呼ばれる、裏社会で誰もが恐れる都市伝説レベルの存在がいた。そんな彼にある日、ボスから「1年間だれも殺さず一般人に溶け込み普通に暮らせ」と命令を受けた。
ファブルは、相棒のヨウコとともに大阪での暮らしがはじまるが、思わぬトラブルに巻き込まれてしまい…。
おすすめポイント
「どんな相手も6秒以内に殺す」とされる殺し屋のファブル。ちょっと風変わりな彼が、一般人として大阪での潜伏生活を送っていく。大概のことは知恵と工夫でなんとかなる、というボスの教えのもと鋭い洞察力と訓練された戦闘で、どんな敵にも対処する姿に魅せられる。だが、すごい猫舌だったり、わざと弱いふりをしたりとギャップがたまらない。
人として何かが欠落しているファブルが、人びとと関わることで少しずつ人間らしくなっていくさまから目が離せない。
7位『終末のワルキューレ』アジチカ/フクイタクミ/梅村真也
あらすじ
まったく進歩の兆しがない人類に見切りをつけた神々。そして、1000年に一度開かれる「人類存亡会議」で、人類の滅亡を決定した。
だが、ワルキューレはその決議に待ったをかけ、神vs人類との戦いをもって人類の行く末を決めることを提案する。選ばれた人類史上最強の13人の戦士たちによる、人類存亡を賭けた争いがはじまる。
おすすめポイント
人類に終末を与えることを決めた神々。しかし、最後のチャンスとして、神と人類による13番勝負がおこなわれることに。無謀とも思える戦いだが、人類と武闘派の神々との激しいバトルの描写に圧倒的な迫力を感じながら、目を奪われていく。
人類滅亡を阻止するための、神vs人類による究極のタイマン勝負に、ワクワクさせられ魅入ってしまう。
8位『怪獣8号』松本直也
あらすじ
怪獣が容赦なく日常をおかしていた日本。幼いころから街を破壊され続けていた日比野カフカは、怪獣を全滅させるため防衛隊員を目指していた。しかし、32歳になった彼は夢叶わず、怪獣専門の清掃業に就いている。
ある日、謎の生物によってカフカは、身体を怪獣化され「怪獣8号」と呼ばれる存在となってしまい…。
おすすめポイント
災害として怪獣が発生する世界で、ひょんなことから怪獣に変身する能力を手にしたカフカ。32歳のおじさんが体力の衰えにもめげずに、怪獣解体での経験を活かし怪獣に対抗するさまに、熱いものを感じずにはいられない。
夢破れた中年の男が、あることで怪獣8号となりながらも、防衛隊員を目指していく姿に、前に進むパワーをわけてもらえる。
9位『ブラッククローバー』田畠裕基
あらすじ
魔法がすべての世界。さいはての村の教会に捨てられていたアスタとユノ。互いに魔導士のトップである「魔法帝」になることを夢見て鍛錬にはげむ日々を続けていた。
やがて15歳になり、魔導書(グリモワール)を与えられる日に、ユノをはじめ周りの者たちがもらえるが、アスタだけ与えられずにいたのだが…。
おすすめポイント
魔法を使えるのが当たり前の世界。そんな世で、魔力をいっさい持たぬ少年アスタが、持ち前のポジティブさと粘り強さで道を切り開いていく。決して諦めないその姿に、活力をわけてもらえる。
ライバルの魔道士と切磋琢磨しながら、闘いをとおし成長を続ける少年に、ワクワクが止まらない。
10位『炎炎ノ消防隊』大久保篤
あらすじ
全人類は怯えていた。なんの前触れもなく人が燃えだし「焔ビト」となり、我を忘れその命が尽きるまで破壊し続ける。そんな、人体発火現象に立ち向かう特殊消防隊は、この謎を解き明かし人類を救うことが使命である。
あることから悪魔と呼ばれる新入隊員の少年シンラは、仲間たちとともに訓練と消防活動に励みつつ、焔ビトの秘密に迫っていくが…。
おすすめポイント
謎に包まれた「焔ビト」と呼ばれる人体発火現象。第8特殊消防隊に配属されたシンラは、焔ビトの秘密を握っている組織との闘いに身を投じる。凄惨な過去を抱えながらも、特殊な炎を操って人びとの平和を守ろうとする姿が魅力的にうつる。
焔ビトという、原因のわからない人体発火現象の謎を迫っていく特殊消防隊たちの活躍に魅入ってしまう。
11位『喧嘩商売』木多康昭
あらすじ
宇都宮の高校にやってきた転校生の佐藤十兵衛。その圧倒的な喧嘩テクニックと容赦なさは、早くも転校初日にクラスメイトに知るところとなった。
恐れを知らない17歳だが、彼のまわりはいつも敵ばかり。はたして十兵衛は一体どこへ向かうのか…。
おすすめポイント
底知れない喧嘩の才能をみせる、高校生の佐藤十兵衛。古武術をもちいた腕っぷしと、戦略を練って勝つためなら卑怯なことでも平然とする。相手を挑発し、自分のペースで戦いを優位に進めるさまに、惹き込まれてしまう。
武器や毒にと、なんでもありの苛烈な喧嘩バトルに、胸の高鳴りを抑えられない。
ダークファンタジー漫画のおすすめ
1位『約束のネバーランド』出水ぽすか/白井カイウ
あらすじ
小さな孤児院で平穏に暮らすエマ、ノーマン、レイの3人。しかし、彼らはこの孤児院の恐ろしい真実を知ったことで、すべてが一変することに。
すべてがひっくり返った状況のなか、彼らを待ち受けている運命とは…。
おすすめポイント
子どもたちが幸せに暮らす孤児院だったが、ある事実を知たことで一変する。絶望的なその状況で、頭脳をフルに働かせてくぐり抜けようとする姿には、ハラハラさせられ目が離せなくなる。
命懸けの頭脳戦にドキドキさせられながら、予想外すぎる展開にページをめくる手が止まらない。
2位『進撃の巨人』諌山創
あらすじ
その世界を支配するのは巨人だった。人類は巨人の餌となり、それを防ぐため巨大な壁を築いて侵略をなんとか防いでいた。しかし、そんな平穏も壁を超える大巨人があらわれたことで、絶望の危機に晒されてしまう。
巨人に対抗するための調査兵団は、この状況を打破することができるのか…。
おすすめポイント
人を捕食する巨人から身を守るため、巨大な壁のなかで暮らす日々。そんな巨人を駆逐する兵士にることを決意する少年少女たち。立体起動によるアクロバティックな空中戦や、一瞬も気を抜けない巨人との攻防に目が釘付けにされてしまう。
巨人に対して無力であり、悲観的になる中でも、前に進まねばいけない人びとの緊迫した展開に惹きこまれる。
3位『ベルセルク』三浦建太郎
あらすじ
身の丈を超える巨大な剣を鍛え抜かれた肉体体で思いのままに操り、大砲を仕込んだ義手を使って敵をいとも簡単に倒していく剣士ガッツ。
己の剣だけを信じて、百年戦争に揺れる地を傭兵として孤独にひとり渡り歩いていくが…。
おすすめポイント
大剣という名の鉄塊を振り回し、相手を薙ぎ倒していくガッツ。争いがたえず混沌とする世界や、得体の知れない魔物にと、グロさもあるがそれ以上に読み手を物語に惹きつけるものがあり、そのダークで独特な世界観に圧倒されてしまう。
背丈をこす分厚い大剣をたずさえ、強敵に臆さず挑んでいく剣士の生きざまに、心を奪われてしまう。
4位『鋼の錬金術師』荒川弘
あらすじ
錬金術師である兄エドと弟アルは、亡くなった母親を生き返らせようと、「人体錬成」という禁忌をおこなってしまう。だが、錬成は失敗におわり、エドは左足を、アルは体すべてを失って鎧の体になってしまった。
あまりにも大きな代償を負った兄弟は、失ったものを取り戻すために、「賢者の石」を探す旅にでることに…。
おすすめポイント
禁忌の人体錬成に手をだし、代償を背負った兄弟。失われた体を取り戻す旅の中で、仲間たちとともに巨大な敵に挑みながら、錬成できない命について向き合っていく。
シリアスでありながらも、ド派手な戦闘シーンや、コミカルさを織り交ぜつつ、命の尊さを説いてくる作品。
5位『七つの大罪』鈴木央
あらすじ
かつて王国転覆をはかったとされ、指名手配されている伝説の逆賊「七つの大罪」。いまもなお執拗にお尋ね者を追うのは、王国のかなめである聖騎士たち。
そんなとき、聖騎士に追われながらも、彼らを探していた王女エリザベスがたどり着いた一軒の酒場。そこで、店主をしていたのが「憤怒の罪のメリオダス」だった。
おすすめポイント
聖騎士たちの横暴から王国を守ろうとする王女エリザベスは、最強最悪の罪人たち「七つの大罪」に助けを求めた。少年の見た目の団長メリオダスや、巨人族の少女ディアンヌ、不死の肉体を持つバンなど、個性豊かな仲間たちとの旅に心を躍らせてしまう。
人と、人ならざるものの世界で繰り広げられる剣と魔法による爽快なバトルや、散りばめられた伏線にページをめくる手が止められない。
6位『亜人』桜井画門
あらすじ
死ぬことのない生物である「亜人」。ある日、高校生の永井圭は下校のさいに交通事故で死んだが、すぐに生き返った。それはつまり、彼が亜人であることを意味する。これを機に彼をとりまく環境は一変した。
政府に追われる身となり、彼は人間たちから逃げることに。友人の助けを借りて、人里離れた奥地へと逃げ込むのだが…。
おすすめポイント
新たに発見された、決して死なない生物「亜人」。現代社会では、異質なものを排除する傾向がある。本作の亜人は、どこか今の時代を映しだしているようで、身近なできごとと対比させてしまう。
人類は前例のない「亜人」に恐れを抱き、迫害しようとするが、そんな逆境をどのように主人公がはねのけるか注目せざるをえない。
7位『東京喰種トーキョーグール』石田スイ
あらすじ
人間社会に紛れ込んで、人を喰らう正体が謎に包まれた喰種(グール)がのさばる東京。本好きの平凡な大学生のカネキは、ある少女と出会ったことで大きく運命が変わりはじめる。
青年におきた異変により、苦悩と恐怖を抱えながらの日々がおとずれて…。
おすすめポイント
ある事故をきっかけに、人間と喰種のハーフとなった大学生のカネキ。生きるためには人肉を食べねばという葛藤のなかで、あるべき世界のあり方を模索しながら、成長していくカネキの未来が気になってページをめくってしまう。
人を食べることでしか生きれない「喰種(グール)」の心情に、哀しみや生きることの難しさを考えさせられる物語。
8位『青の祓魔師』加藤和恵
あらすじ
修道院で暮らしていた、悪魔の血を継いでいる少年の奥村燐。ある日、父を名乗る魔神があらわれ、悪魔が棲む虚無界へと連れ帰ろうとする。祓魔師である養父は、命懸けで燐を守るが亡くなってしまう。
燐は自分の不甲斐なさを悔やんで、魔神と闘うため祓魔師になることを誓うのだが…。
おすすめポイント
人間と悪魔のハーフである少年の燐は、養父の死をきっかけとし「祓魔師」になることを決意する。悪魔の血が流れていることに葛藤を抱えながらも、仲間とともに訓練に励み、成長していくさまに勇気をもらえる。
悪魔の血が流れている少年が、さまざまなものを背負いつつも、祓魔師への道を進んでいく姿に魅了されてしまう。
9位『黒執事』枢やな
あらすじ
19世紀末の英国。名門貴族のファントムハイヴ家には、知識・教養・品位・料理・武術など、すべてにおいて完璧な執事セバスチャンがいた。わがままな12歳の主人シエルの命令を忠実にこなしていく。
漆黒の燕尾服姿で、今日も華麗に執務をこなす。そう、すべては主人のために…。
おすすめポイント
中世の英国。名門貴族の若き当主シエルと、執事のセバスチャンは、裏社会の番人として、女王の依頼を受けて事件を解決していく。繊細で美しい描写に、コメディ要素や、さまざまな伏線に魅せられながら、執事の作るおいしそうな朝食につい見惚れてしまう。
名門貴族の当主と執事が、「女王の番犬」として裏稼業の仕事をこなす美しくも華麗なさまに、思わずハマってしまう。
10位『ドリフターズ』平野耕太
あらすじ
1600年、天下分け目の関ヶ原の戦い。撤退戦のあと島津豊久は、謎の男「紫」によって島津の退き口から向こう側へと送り込まれてしまう。そこは、人間と人ならざるものが暮らす異世界だった。
島津と同様に流れ着いた織田信長や、那須与一とともに武士としての本能で、異世界の戦場を駆け抜けていく。
おすすめポイント
ひょんなことから、エルフやドワーフが住む異世界に召喚された歴史上の偉人たち。島津豊久たちは、人びとを惹きつけるカリスマ性と策略をめぐらせ、のし上がっていく姿は、胸躍らされる。
さまよい流れ着いた異世界での奇抜な戦闘シーンや、疾走感あふれる展開にワクワクが止まらない作品。
ファンタジー漫画のおすすめ
1位『薬屋のひとりごと』日向夏/ねこクラゲ/七緒一綺/しのとうこ
あらすじ
花街で薬師をしていた少女の猫猫(マオマオ)は、人さらいにあって後宮で働かされることになった。目立たぬように勤めをはたすつもりが、帝の御子たちが短命であるという噂を耳にしたことで、物語が動きはじめる。
好奇心と知識欲に駆り立てられ、興味のおもむくまま原因を調べはじめる彼女だが…。
おすすめポイント
中世の後宮で下働きをする猫猫。旺盛すぎる好奇心により、さまざまな事件を解決へと導く。薬学の知識が豊富であり、自身の体で試した毒への耐性や、持ち前の好奇心を武器にして謎に挑んでいく彼女にワクワクさせられる。
後宮を舞台に繰り広げられる不思議な事件を追いかけていく彼女に、心を躍らせてしまう物語。
2位『葬送のフリーレン』山田鐘人/アベツカサ
あらすじ
魔王を倒した勇者一行のその後。魔法使いのフリーレンは、他の3人と違うところがあった。彼女は、人とは違って千年もの歳月を生きるエルフだった。
50年のときを経て再開したのち、勇者が亡くなったことで、彼について何も知らずにいたことに気づいた。そして、フリーレンは人間を知るための旅にでる…。
おすすめポイント
魔王を倒して50年ぶりに再開した勇者一行。そして、エルフ族であるフリーレンは、人を知るための新たな旅にでる。道中でおこるハプニングや、思い出に秘められた仲間たちの想いに、優しさが伝わり心に沁みてくる。
魔王のいなくなった世界で、新たな旅にでた彼女にかつての記憶と想いが紡がれ、読者の心に響いてくる。
3位『暁のヨナ』草凪みずほ
あらすじ
高華王国の姫であるヨナは一人娘のため、やさしい父王や護衛のハクたちに守られて、大切に育てられていた。16歳の誕生日に、ヨナが幼い頃から想いを寄せるスウォンから美しいかんざしを贈られ、父へ自分の気持ちを伝えにいく。
だが、そこで待ち受けていたのは思ってもいなかった事態であった…。
おすすめポイント
珍しい緋色の髪と恋愛ぐらいしか悩みがなかったお姫様のヨナだったが、幼なじみの反逆により命からがら城から逃げ出すことに。
旅をとおして、貧しく生活する自国の民を知ることで、困っている者のため強く成長していく彼女の姿に心を揺さぶられる物語。
4位『不滅のあなたへ』大今良時
あらすじ
何者かにより、地上に「球」が投げ込まれた。情報を得るために機能し、ありとあらゆるものに姿を変化することができ、死さえも超越する球体。
あてもなく歩き続けたのち、ひとりの少年と出会い、そして別れる。あらゆる刺激を求め、さまよう永遠の旅がはじまった。
おすすめポイント
自分が出会ったものへと変幻自在に姿を変えるフシ。己が存在する意味もわからずに、人びとに出会って言葉や優しさ、哀しみを知っていく。何度も出会いと別れを繰り返しながら、成長していく姿から目が離せなくなる。
あらゆるものに姿を変えられるフシが、旅をとおして自分を獲得していく深みのある冒険譚。
5位『夏目友人帳』緑川ゆき
あらすじ
妖怪が見えることから、周囲から疎まれる存在であった孤独な少年の夏目貴志。ひょんなことから、強力な妖力をもつ祖母レイコの遺品の「友人帳」を手したことで、妖怪たちから追われることに。
そして、祖母が妖怪たちと交わした契約をめぐり、用心棒のニャンコ先生とともに非常に忙しい日常を送ることになるが…。
おすすめポイント
幼いころから妖怪が見えた夏目貴志は、祖母の遺した「友人帳」をもとに妖怪たちに名前を返すことに。用心棒のニャンコ先生に支えられながら、孤独であった少年が妖怪たちと心を通わせていく姿に、心を打たれてしまう。
生きにくさを抱えてきた少年と、妖怪たちとのふれあいの日々に、切なさと温かさを感じずにはいられない物語。
6位『ダンジョン飯』九井諒子
あらすじ
冒険者ライオス一行は、ダンジョンの深層にてレットドラゴンの襲撃により壊滅的な打撃をうけ、ライオスの妹ファリンが喰われてしまう。
ドラゴンに消化される前にファリンを救い出すため、あらたに魔物食を得意とするセンシを加えて、モンスターを食材にし「ダンジョン飯」を食べながら、ダンジョンの踏破を目指せす。
おすすめポイント
ダンジョンに潜む魔物を調理することで空腹を満たしつつ、妹ファリンを救うため下層を目指すライオスたち。倒したモンスターを食材にしほおばる姿に、思わず食べてみたいと願ってしまう。
冒険者たちが味わう、現実味のある珍しいグルメの数々に、食欲をそそられる物語。
7位『化物語』西尾維新/大暮維人
あらすじ
高校3年生の阿良々木暦はある日、空からふってきた戦場ヶ原ひたぎを受け止めた。しかし彼女には、およそ体重と呼べるようなものがまったくなかった。
1匹の不思議な蟹に体重を根こそぎ持っていかれた彼女の問題を解決するため、暦は奔走するのだが…。
おすすめポイント
怪異にまとわりつかれた者たちが、それらと対峙していく。軽妙な語りと、個性豊かなキャラクターたちによる言葉の掛け合いに引き込まれながら、それぞれが自身の闇と向き合っていく姿から目が離せない。
登場人物のユーモアな会話に、バトルあり、ラブコメありのストリート展開に、魅せられてしまう物語。
8位『転生したらスライムだった件』川上泰樹/みっつばー/伏瀬
あらすじ
冴えないサラリーマンの三上悟は通り魔に刺されて死んだと思ったら、スライムの姿で異世界に転生していた。
さまざまな種族がうごめくこの世界で、リムルという名のスライム人生をえて、どの種族でも楽しく暮らせる国作りを目指すのだが…。
おすすめポイント
通り魔に刺され、異世界で最弱モンスターのスライムに転生した三上悟。新しい世界での理を知り、生前の知識を活かしながら、ふりかかる困難を乗り越えようとするさまは、スライムの弱さを感じさせない。
平凡なサラリーマンが転生して最弱スライムとなり、ユニークなスキルを駆使しての冒険譚に魅入られる。
9位『金色のガッシュ!!』雷句誠
あらすじ
天才ゆえにクラスに馴染めずにいる、中学生の高嶺清麿。そんな彼のもとに、奇妙な呪文が記された「赤い本」と、不思議な子どもガッシュがやってきた。
そんなガッシュは、魔界の王を決める戦いに参加させられた、100人の魔物の子のひとりだった。やがて、襲いかかるライバルと清麿たちはバトルを繰り広げることになって…。
おすすめポイント
魔界の王を決めるバトルに巻き込まれるていく、中学生の清麿と魔物の子ガッシュ。互いの絆を深めながら、まっすぐな心と優しさで成長していく2人をながめるうちに、思わず涙腺がゆるんでしまう。
心を閉ざしていた清麿と、純粋すぎるガッシュが力を合わせて、王様を目指していく姿に心震わせる作品。
10位『とんがり帽子のアトリエ』白浜鴎
あらすじ
小さな村に住んでいる少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれていた。しかし、生まれたときに魔法を使えない者は魔法使いになることはできないため、その夢は諦めていた。
ある日、村をおとずれた魔法使いのキーフリーが魔法を使っているところを覗き見してしまった。そして、少女の絶望と希望の物語がはじまる…。
おすすめポイント
ひょんなことから、「魔法は描くもの」という秘密を知ってしまった少女・ココ。ある事件をきっかけにして、魔法使いの弟子になった少女は、アトリエで魔法の修行をはじめていく。
ペンとインクを使って魔法陣を描くという設定が斬新でありながら、王道のストーリー展開に心躍らされてしまう。繊細なタッチの絵と、その魔法の世界に惹き込まれてしまう物語。
SF漫画のおすすめ
1位『天国大魔境』石黒正数
あらすじ
高い壁に囲まれ緑豊かな施設で暮らす少年のトキオ。ある日、「外の外に行きたいですか?」というメッセージを受けとった。そのころ外では、マルとキルコのふたりがサバイバル生活をしながら、天国を探して魔境となった日本をさまよっていた。
まったく異なる2つの世界が織りなす、壮大なスケールの物語がはじまる…。
おすすめポイント
大災害に見舞われ、廃墟となった日本で、天国を求めて探すマルとキルコ。一方で、高い壁により外の世界と断絶された施設で暮らすトキオ。同時に展開する2つの世界で、散りばめられた伏線と謎に、想像力を掻き立てられてしまう。
不穏な雰囲気ただよう世界観や、張り巡らされた謎が少しずつ明かされていく展開に、魅せられる。
2位『Dr.STONE』稲垣理一郎/Boichi
あらすじ
謎の現象により、すべての人類が石と化する現象から約3700年。頭脳にすぐれ豊富な科学知識をもつ千空が目覚めた。同じくして復活した、体力自慢の幼なじみの大樹たちとともに、科学の力で世界を取り戻すことを決意する。
文明が滅んだ世界で、よみがえった高校生たちが文明をゼロから作りだしていく、サバイバル冒険譚がはじまる。
おすすめポイント
全人類が石化し、文明が逆戻りしてから数千年後。石化から目覚めた千空が、科学の知識を駆使して全人類を救おうとする。己の知識をフルに活かし、発明を繰り返しながら、失われた文明を復興してさまにワクワクさせられ続けてしまう。
石だけになった世界で、ゼロから文明をきずき駆けあがっていく姿に、心躍らされる物語。
3位『ワールドトリガー』葦原大介
あらすじ
異世界へのゲートが開き、侵略者である「近界民(ネイバー)」の脅威にさらされている三門市。地球上の兵器が効かない侵略者たちに、街の誰もが恐怖していた。だが、突如として謎の一団があらわれ近界民を撃退する。
彼らは界境防衛機関「ボーダー」を名乗り、わずかな期間で近界民に対する防衛体制を整えた。そして、正義感の強い中学生である三雲修のクラスに、転校生がやってきたことで物語は動きだす…。
おすすめポイント
異世界の侵略者から街を守る組織「ボーダー」。密かにその隊員であった三雲修は、まじめであるが身体能力も戦闘力もなく弱い少年である。しかし、己の弱さを自覚し、それらに向き合って自分なりの戦い方を見いだし、強敵とわたり合う姿に胸を熱くさせる。
戦闘能力のない弱い少年が、知恵をふりしぼり高度な戦略バトルを繰り広げるさまに、惹き込まれていく物語。
4位『彼方のアストラ』篠原健太
あらすじ
ときは西暦2063年、惑星キャンプために少年少女たち9人が集まった。しかし、奇妙な球体に触れたことで5012年先の彼方へと飛ばされてしまう。
なんとか宇宙船を手にした彼らは、故郷への帰還を目指すのだが…。
おすすめポイント
5千光年の宇宙に飛ばされてしまった9人の少年少女たち。未知の惑星での生態や環境を織り交ぜながら、彼らが冒険をとおして絆を深めていく。そして、徐々に浮かび上がってくる陰謀にドキドキさせられる。
故郷を目指す9人の学生たちの冒険譚に魅せられながら、散りばめられた伏線に驚きを隠せない。
5位『宇宙兄弟』小山宙哉
あらすじ
幼いころ、星空を眺めながら約束を交わした兄ムッタと、弟ヒビト。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーのメンバーとなっていた。。
そのころ、勤めていた会社をクビになり、無職となっていた兄。だが、弟からの1通のメールで、兄はふたたび宇宙を目指しはじめるのだった…。
おすすめポイント
30歳をすぎてから、宇宙飛行士になるという夢に挑戦していく兄のムッタ。難題に立ち向かっていく宇宙を目指す仲間たちや、さまざまな人びとに支えられながら、互いに尊重し合っている兄弟が織りなす人間ドラマに心を揺り動かされる。
会社をクビになった男が、弟のメールをきっかけに夢を追いかけていく姿に、勇気をわけてもらえる物語。
6位『GANTZ』奥浩哉
あらすじ
幼馴染の玄野と加藤は、地下鉄のホームで線路に落ちた男を助けようとして電車にはねられた。次の瞬間にふたりは、見慣れないマンションの一室に転送される。
そこの中央に置かれた謎の大きな黒い球に、生き残るためのミッションを課せられる。玄野らは、状況を把握できないまま武器を与えられ宇宙人と戦うことになり…。
おすすめポイント
ガンツと呼ばれる黒い球体の指令により、強制的にほかの場所に転送されて異形の星人と対峙することになった玄野たち。わけがわからない状態での戦闘にハラハラさせられ、読むのをやめられなくなっていく。
謎の黒い球体の存在や、星人との激しいバトルにと、非日常のスリルが胸を熱くさせる作品。
7位『ZETMAN』桂正和
あらすじ
左手の甲にリング状のコブを持った、不思議な少年ジン。ホームレスではあるが、じィちゃんと2人で穏やかな日々を送っていた。しかし、突如としてあらわれた異形の殺人鬼によって、ジンの生活は一変することとなる。
人知を超えた力をふるう殺人鬼を前にして、ジンはどうすればいいのか…。
おすすめポイント
人によって造りだされた圧倒的な力を持つプレイヤーと、それに対抗するためのできる生命体として生まれたZET。知らず知らずにジンは、巨大な陰謀に巻き込まれていく。闘いのなかで、「正義とは、悪とは何か」という難題を問いかけてくる。
それぞれが己の正しいと思うことをするが、互いの想いが交差していくさまに、心を揺り動かされる。
8位『寄生獣』岩明均
あらすじ
突如として飛来し、人間に寄生する「パラサイト」の襲撃を受ける。高校生である泉新一は、ある日右手をパラサイトに喰われ寄生、同化してしまう。そのパラサイトは「ミギー」と名乗り、奇妙な共同生活をスタートすることに。
そして、街中にひそみ日常を侵食し続けていくパラサイトたちと、苛烈なまでの戦いがはじまろうとしていた…。
おすすめポイント
人の頭を乗っ取り、人類を捕食するパラサイト。平凡な高校生である泉新は、右手に寄生した「ミギー」とともにパラサイトに対峙していく。喧嘩が絶えなかった2人だったが、やがて互いを理解しながら絆を深めていく姿は、熱いものを感じる。また、地球にとって人類は害ではないのか、という問いも一つの見どころになっている。
高校生とミギーのふたりが、人類の脅威となったパラサイトとの戦いのなかで信頼を深めるさまは、心に響いてくる。
9位『スプリガン』皆川亮二/たかしげ宙
あらすじ
かつて現代をはるかに優れた文明が存在した。ある遺跡から発掘されたプレートに、超古代文明の人びとからの警告が「我々の遺産を悪しき者より守れ」と記されていた。
そのメッセージに従って、遺産を封印するための組織であるアーカム財団があった。その組織の特殊工作員をスプリガンと呼んでいた。
おすすめポイント
超古代文明のテクノロジーを悪の手にわたるのを防ぐため、特殊工作員のスプリガンたちが守り抜く。オーバーテクノロジーを用いた武器や、躍動感あふれる迫力の戦闘シーンに魅了されながら、人として成長していく主人公から目が離せなくなっていく。
オーパーツをめぐって、臨場感ある激しいバトルに胸を躍らせ、奥深いストーリーに酔いしれる。
ミステリー・サスペンス漫画のおすすめ
1位『ミステリと言う勿れ』田村由美
あらすじ
冬のある日、ボリュームある天然パーマが特徴的な大学生の整は、近所でおこった殺人事件の容疑で警察に連行されてしまう。その被害者は、彼の同級生であった。
次々と容疑を裏付けるような証拠を突きつけられるが、整は持ち前の洞察力をもって疑いを晴らそうととするが…。
おすすめポイント
もじゃもじゃ頭の久能整が、なぜか事件に巻き込まれてしまう。類まれな観察力と、怒涛のトークを駆使して真相を追っていく。彼の言葉から滲みでる優しさと正義感には、大切なことを伝えているようにも感じさせる。
怒涛のおしゃべりから謎を解き明かし、厳しい表情からのぞかせる救いとなる言葉に、心を揺さぶられてしまう。
2位『憂国のモリアーティ』竹内良輔/三好輝/コナン・ドイル
あらすじ
ときは19世紀末、産業革命によって勢力を増して栄華を迎えるロンドン。しかし、その裏では階級制度が深く根付いており、少数の貴族たちが国を支配していた。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、そんな腐敗しきった世を変えるべく、壮大な計画が動きだした…。
おすすめポイント
名探偵シャーロック・ホームズの宿敵として名を馳せたモリアーティ教授。貴族がその他の階級を蔑み続ける社会に対抗するため彼は、罪深くある貴族たちを己の頭脳と行動をもって殺害していく。理想の社会を築こうとするダークヒーローから目が離せない。
己が理想とする世界を実現するため、誰にも疑われずに完全犯罪を遂行していく彼に、惹きつけられる物語。
3位『名探偵コナン』青山剛昌
あらすじ
ホームズばりの推理力で、警察でも解決できない難事件を解き明かす高校生探偵の工藤新一。ある日、怪しげな取引を目撃し、黒ずくめの男たちを追っていた。
しかし、その仲間に発見されてしまい、謎の毒薬を飲まされ副作用により、なんと小学1年生になってしまった。仮の名前を「江戸川コナン」とし、謎の組織の行方を追っていくのだが…。
おすすめポイント
高校生探偵の工藤新一は、謎の組織に薬を飲まされ、子どもの姿にされてしまった。江戸川コナンと名乗って、数々の事件に挑んでいく。作中に散りばめられた謎解きのヒントをもとに、一緒にトリックを考えながら、彼の推理を愉しむことができる。また、協力者である天才科学者の阿笠博士による道具も注目のひとつとなっている。
見た目は子どもだが、頭脳は大人をはるかに凌駕する彼とともに謎解きにチャレンジし、先が気になって読むのをやめられなくなる作品。
4位『僕だけがいない街』三部けい
あらすじ
平凡な日々を送っている漫画家の藤沼悟。ただ彼には、自分の意思とは関係なく時間が巻き戻る「リバイバル」という現象に悩まされていた。
能力が発動しても多くの場合は、彼にとってプラスになるようなことはなかったのだが…。
おすすめポイント
売れない漫画家の悟は、時間が巻き戻るという特異体質をもっていた。そんな彼が、過去と現在を行き来しながら、過去の誘拐殺人事件の真犯人に迫っていく。思わぬ事件に巻き込まれ、息もつかせぬスリリングな展開に惹き込まれてしまう。
タイムリープをとおして彼が抱く心の葛藤や、休む間もない怒涛の展開に、謎解きの愉しさを味わい尽くせる作品。
5位『DEATH NOTE』大場つぐみ/小畑健
あらすじ
警視庁の刑事局長を父にもつエリート大学生の夜神月。ある日、奇妙な黒いノート「DEATH NOTE」を拾った。そのノートに名前を書かれると人間が死ぬ、ということが記されていた。ノートの効力を確かめようと検証をはじめる。
そして、己の信じる正義を執行し、犯罪のない新世界を目指した「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが幕を開けた。
おすすめポイント
名前を書かれた人間が死ぬというデスノートを拾った夜神月は、平和な世にするため悪を罰していく。一方で、犯罪者の不審死に名探偵「L」が動きだす。2人の天才による命がけの頭脳戦から目が離せなくなる。
緊迫した夜神月とLの壮絶な頭脳バトルに、ハラハラさせられ惹き込まれてしまう。
6位『テセウスの船』東元俊哉
あらすじ
1989年6月24日、北海道にある音臼村の小学校で、児童を含む21人が毒殺された。容疑者として逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。一貫して無罪を主張するが、最高裁でも死刑判決が下された。
28年後、佐野の息子である田村心は、事件へと向き合うために事件現場をおとずれる。だが、突如として奇妙な霧に包まれ、1989年にタイムスリップしていて…。
おすすめポイント
父親の冤罪を感じながら田村心は、事件現場をおとずれるがタイムスリップしてしまう。過去と現在を行き来しつつ、真相に迫っていく。加害者の家族がうける苦悩を描きながら、過去に介入することで未来を変えようと一人で奮闘するさまに、魅入ってしまう。
悲惨な事件の真実をタイムスリップし探っていく緊迫した展開に、続きが気になって仕方がない物語。
7位『マイホームヒーロー』山川直輝/朝基まさし
あらすじ
頼れる妻と、ちょっと反抗期ではあるが可愛い高校生の娘に囲まれ、鳥栖哲雄はそれなりに幸せな人生を謳歌していた。だが、娘の顔に殴打のあとを見つけたことで一変する。
突如として降りかかる人生最大のピンチから家族を守り抜くことはできるのか。罪と罰、愛と戦いの物語がはじまる…。
おすすめポイント
家族との平穏な日々を過ごしていた鳥栖哲雄。しかし、ある日を境にして巨大な裏組織を相手に、命がけの駆け引きをすることになる。生粋の推理マニアである哲雄が、その知識を活かして危機を回避しようと奔走する。シリアスな展開ながら、どこか笑える部分もあり重くなりすぎない。
リアルな騙し合いとスリリングな展開に、ページをめくる手を止めることができなくなる。
スポーツ漫画のおすすめ
1位『ハイキュー!!』古舘春一
あらすじ
あることがきっかけで、バレーボールに魅せられた小柄な日向翔陽。入学した中学には、部員や指導者がおらず、なんとか出場した最初で最後の公式戦。だが、「コート上の王様」と呼ばれる天才プレイヤーの影山飛雄に惨敗してしまう。
リベンジを誓って憧れの烏野高校バレー部の門を叩いた日向だったが、そこにいたのはライバル影山の姿が…。
おすすめポイント
低身長であるがジャンプ力には自信のある少年の日向翔陽。背が小さいハンデを背負いながらも、自身の特性を存分に活かそうともがいていく。逆境にもめげずに、ひたむきにチャレンジしていく姿に胸を熱くさせる。
己の信念を貫いて、仲間たちと高みを目指すさまに、活力をわけてもらえる作品。
2位『アオアシ』小林有吾
あらすじ
愛媛に暮らす中学生の青井葦人は、あら削りではあるが強烈なサッカーの才能を秘めていた。そんな彼の前に、東京のJリーグユースチームの監督である福田達也があらわれる。
アシトに可能性を感じた福田は、東京で開催される自チームのセレクションを受けるように勧めてきた。日本のサッカーに革命をもたらすことになる少年の歯車がまわりだし…。
おすすめポイント
地元でくすぶっていたアシトが、東京のJユース監督に見いだされプロを目指す。東京の才能豊かな選手たちに圧倒されながらも、彼らに必死に食らいつこうと奮闘して成長を遂げていく。また、戦術を細かく描いているのでサッカーの奥深さを味わえる。
田舎で埋もれていたサッカー少年が、東京でプロを目指して才能を開花させていく姿に、胸を熱くする物語。
3位『黒子のバスケ』藤巻忠俊
あらすじ
誠凛高校のバスケ部に、存在にきづかないほど地味な少年の黒子テツヤが入部した。身体能力はすべて並以下だが、その影の薄さを利用し、相手に気づかれないようにパス回しをする。
また、新入生には他に、火神大我というアメリカ帰りの超大型新人が入った。やがて2人は、「影」の黒子、「光」の火神として互いに力を支えながら、全国制覇を目指していくのだが…。
おすすめポイント
バスケの天才5人たち「キセキの世代」が一目置かれていた選手の黒子テツヤ。そんな彼が、アメリカ帰りの火神大我とともにそれぞれの個性を活かし、日本一を目指していく。立ちはだかる天才たちに決して屈せず、前に進んでいくさまに惹きつけられる。
地味であることを逆手にとった黒子と、類まれな才能をもった火神、ふたりの活躍から目が離せなくなる。
4位『ブルーロック』金城宗幸/ノ村優介
あらすじ
日本代表はベスト16で無残に散った、2018年のW杯。この結果を踏まえ日本フットボール連合は、W杯優勝へと導く圧倒的なエースストライカーを養成するため、300人の高校生を集めた育成寮ブルーロックを設立した。
まだ無名の高校2年生である潔世一は、己をエゴイストに変え、蹴落とし合いの戦いを駆け上れるのか…。
おすすめポイント
ユース年代のFW300人たちを競わせ、たった1人のエースストライカーを育成する青い監獄プロジェクト。無名の潔世一たちは、この過酷なサバイバルに挑み、屈辱と挫折を味わいながらも、己の限界を超えて成長しようとする姿に、胸を熱くさせる。
日本をW杯優勝に導くエースストライカーを育てるため、高校生たちに生き残りをかけ競わせる、今までにないサッカー漫画に心躍らせるものがある。
5位『弱虫ペダル』渡辺航
あらすじ
千葉にある総北高校に通う、ちょっと気弱なオタク少年の小野田坂道。はじめはアニメ研究部に入ろうとしていたが、同級生の今泉俊輔や鳴子章吉と出会ったことで、自転車競技部に入ることになる。
そして仲間とともに試練を乗り越えていき、自転車選手としての才能を開花させていき…。
おすすめポイント
ママチャリしか乗ったことない小野田坂道が、ひょんなことから高校で自転車競技部に入部。オタクでひ弱な彼が、自転車で走る愉しみに目覚めていき、思いもよらない成長をしていく姿に熱くさせられる。
友達のいなかったオタク少年が、仲間たちと力を合わせ過酷すぎるレースに挑んでいくさまに、力をわけてもらえる。
6位『GIANT KILLING』ツジトモ/綱本将也
あらすじ
低迷を続けている日本の弱小プロサッカークラブETUに、監督として迎えられた35歳の達海猛。イングランド帰りの彼の好物は、「大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING」
意表をつく戦略とカリスマ性をもって、負け癖のついてしまった選手やスタッフ、そしてサポーターたちにパワーをわけ与える。
おすすめポイント
選手目線ではなく、監督目線からのクラブ運営が描かれる。勝ちにこだわり、対戦相手を隅々まで研究しつくし戦略を組み立て、強敵への番狂わせを狙っていく。さまざまな方針変更に戸惑いを隠せなかったチームが、いつの間にか一つになっていく姿は、魂をゆさぶられる。
今までにない、監督視点でのチームを率いていくさまに、ひと味違ったサッカー漫画を愉しめる作品。
7位『はじめの一歩』森川ジョージ
あらすじ
やさしい性格だが、いじめられっ子だった高校生の幕之内一歩。ある日、偶然プロボクサーの鷹村守に出会ったことで、ボクシングに夢中になっていく。
ひたすらに努力を重ねていき、プロボクサーへの夢をもって鴨川ジムの入門テストに挑んでいく一歩だったが…。
おすすめポイント
いじめられっ子の少年がボクシングと出会って、「強さとは」を追い求めていく。過酷な練習にも、持ち前のひたむきさで耐え抜いて成長を遂げていく。地道な努力を重ねて、強敵に挑んでいく彼の姿に、胸が熱くさせられる。
なんの才能もない少年が、ただひたすら努力を続け、高みを目指すさまから目を離せなくなる。
8位『H2』あだち充
あらすじ
中学でエースピッチャーだった国見比呂は、右ヒジの故障を宣告され、あえて野球部のない千川高校に入学する。同じく中学でバッテリーを組んでいた野田も、腰を痛めていた。
だが、ふとしたことから野球をすることになり、やっぱり甲子園を目指していくことに…。
おすすめポイント
怪我のため一度あきらめたが、ある事件をきっかけにまた野球をはじめた比呂。そんな彼の前に立ちはだかる、親友でありライバルでもある名門に進学した英雄。また、ふたりの幼馴染のひかりや春華との恋のゆくえも気になる。
ライバルである比呂と英雄の対決のゆくえと、それぞれの恋愛からも目が離せなくなる青春物語。
9位『アイシールド21』稲垣理一郎/村田雄介
あらすじ
泥門高校に通う、気弱な性格の小早川瀬那。幼いころからパシリ生活を送ってきた影響で、驚異的なダッシュと機敏さを手にしていた。
その能力に目をつけた、悪魔のようなヒル魔にアメフト部へと引きずり込まれてしまい…。
おすすめポイント
気の弱い性格のセナは、不良にパシリにさせられ続け、凄まじいスピードで疾走する能力を身につけていた。そんな俊足を見込まれて始めたアメフト部で、強敵を前にし挫けずに挑んでいく姿に、熱いものを感じずにはいられない。
走りの才能を武器にして、高校アメフト界を駆け上がっていく少年に魅了されてしまう。
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